ブリュージュ の商品レビュー
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その都市は、北のヴェネツィアと呼ばれるほどに 栄華を極めていました。 その面影は今も建造物として 残っているそうです。 まず驚いたのは弱者を救援する制度というのが あったということと、独り身の女性を 支援する制度があったこと。 さらにすごいのは美を武器にする女性たちを取りまとめる オーナーが女性だったということ。 (通常男性が多いけどね) 名前だけは聞いたことがありますが こんなにも芸術に恵まれていたことにも 驚かされました。 気になる場所ですな。
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欧州低地地方の古都の栄枯盛衰を、最も繁栄した中世にフォーカスして紹介する学術入門書。ベルギーに留学経験がありその後もしばしば訪れているという著者オススメの店情報もあるので観光のお供にもよさそう。毛織物産業で振興し交易で栄え、フランドル派と呼ばれる芸術の中心地にまで成長しながら、結...
欧州低地地方の古都の栄枯盛衰を、最も繁栄した中世にフォーカスして紹介する学術入門書。ベルギーに留学経験がありその後もしばしば訪れているという著者オススメの店情報もあるので観光のお供にもよさそう。毛織物産業で振興し交易で栄え、フランドル派と呼ばれる芸術の中心地にまで成長しながら、結局は衰退していく有様は諸行無常としか言いようがない。
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中世の美しい街並みが残る世界遺産のベルギーの都市ブリュージュ。その誕生から近代までの歴史や芸術・建築などの文化を細かく説明している。社会の教科書のような堅さがあって少し読みにくいけど、ブリュージュの街歩きがより楽しくなった。
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[ 内容 ] ブリュージュ、このフランドル地方の都市は、中世において商業や文化の中心地として、訪れた人々を驚かす活況を呈していた。 市内に張りめぐらされた水路網を通じて各地から多彩な商品が運び込まれ、街は豪奢で美しいゴシック建築で満ち溢れていった。 こうした都市空間の整備と文化の振興は、フランドル絵画に代表される「もう一つのルネサンス」の華々しい開花を準備する。 “北方のヴェネツィア”の歴史的豊かさを活写。 [ 目次 ] 第1章 誕生 第2章 繁栄のモチーフ 第3章 フランドルの宝石―都市の美学 第4章 都市の祝祭と記憶 第5章 アルティザンからアーティストへ―アルス・ノヴァの世界 第6章 ブリュージュの近代と「神話」の形成 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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おいしいレストランも巻末にのっている。観光地としては有名だが、歴史はよく知らないブリュージュのガイドとして、行く前に読み、帰ってからもう一度読みたい。
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