プラグマティズムの思想 の商品レビュー
プラグマティズムを扱った入門書は初めて読みましたが、非常にわかりやすくまとまっていました。 アメリカの独立に遡った「アメリカ思想」の基盤に関する説明に始まり、ジェイムス、パース、ミード、デューイ、クワイン、ローティと、多くの思想をコンパクトで平易な文章で掴めるので、プラグマティズ...
プラグマティズムを扱った入門書は初めて読みましたが、非常にわかりやすくまとまっていました。 アメリカの独立に遡った「アメリカ思想」の基盤に関する説明に始まり、ジェイムス、パース、ミード、デューイ、クワイン、ローティと、多くの思想をコンパクトで平易な文章で掴めるので、プラグマティズムの系譜を確認して今後の読書の道しるべにするには最適かと
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相互依存論、非実在論、多元論、相対主義、非決定論、過程論というのが最近の私の世界観なのだが、こうした認識と現実的な判断、意思決定との関係はどう考えればよいのかな、ということを考え始める。 で、ふと思いついたのが、いわゆるプラグマティズム。なんか、便利そうな思想ではないか。 ...
相互依存論、非実在論、多元論、相対主義、非決定論、過程論というのが最近の私の世界観なのだが、こうした認識と現実的な判断、意思決定との関係はどう考えればよいのかな、ということを考え始める。 で、ふと思いついたのが、いわゆるプラグマティズム。なんか、便利そうな思想ではないか。 という軽い思いつきで読んでみるが。なかなかに深い思想である。 プラグマティズムは、科学哲学とも相性がよいようだし、記号論とか、脳科学とかともつながっている。その辺が、多元論に立ちつつ、科学的な知識との統合の必要性についても感じている自分の感覚ともフィットする。 で、このプラグマティズムも、そういう実証科学、行動主義的なところから始まるのだが、ローティーになると、もうジャック・デリダなみの非決定論、脱構築論になってしまう。 面白いね。ローティーとクワインもそのうち読んでみることとする。
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評価することができないくらい、よくわからん(笑) 哲学ってどの本を読んでもぴんとこないのだけれど、センスがないのか。 「軍人どもはプラグマティストだ、憶測じゃ動かない」 っていう某漫画の中にあったセリフで興味を持った「プラグマティズム」である。 …まぁ難しくてよく分からなかった...
評価することができないくらい、よくわからん(笑) 哲学ってどの本を読んでもぴんとこないのだけれど、センスがないのか。 「軍人どもはプラグマティストだ、憶測じゃ動かない」 っていう某漫画の中にあったセリフで興味を持った「プラグマティズム」である。 …まぁ難しくてよく分からなかった。哲学とか思想とか、全然飲み込めない。 本の始めのほうにあった、体系的、伝統的な観念にしばられることなく、眼前の事実を直視し、結果をめざして前進し、定式をとおして環境の本質を見抜く事によって環境を変えていく、という思考がプラグマティズム、と理解した。 開拓民から生まれた、との言葉で、納得。 第15章の最後がよかった。 アメリカ、それでも今でも生きていると思う、この考え方は。先日、アメリカに小学生の頃に引っ越して、もう向こうに根っこのある若い子が、南米で貧しい子のために村を作った番組を見たんだけれど、この年の子がこういうことをできる世界なんだ、アメリカはと、衝撃を受けた。日本では、なかなか難しいんじゃないのかなぁ。
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生き生きとした言葉から時代の熱気が伝わってくる。アメリカは夢が実現できる国でもあった。多様な人々が共存するところにアメリカの強味がある。 http://sessendo.blogspot.jp/2015/04/blog-post_20.html
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未知のフロンティアをアブダクションを使って開拓してく過程に興味があればパースの章はオススメ。 「知りたい!」「知を愛すること」の哲学的、科学的な態度/習慣のヒント。 私の場合、これを読んで後に、リーンスタートアップやTDDがやろうとしていたことの理解が一歩進んだ。
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可謬主義と実在把握に向けた探求。そのような生きた哲学を目指すのがプラグマティズムということかな。とりあえず、パースとローティの著作はちゃんと読んでみたい。本書は丁寧で真っ当なプラグマティズムの入門書であった。
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ジェイムズ以外は自分が消化不良だった。デューイとミードってイマイチ興味持てないんだよな。。。クワインとローティの部分は比較的分かりやすかったように思う。
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初学者にうってつけの本! 放送大学で使用した入門用のテキストが元になっている。基本的知識を前提としないし、文章自体も丁寧で読みやすい。素直にお勧めできる。 「プラグマティズムの思想」ではアメリカの歴史的背景から必然的に生まれた思想であることを説明する。アメリカはイギリス...
初学者にうってつけの本! 放送大学で使用した入門用のテキストが元になっている。基本的知識を前提としないし、文章自体も丁寧で読みやすい。素直にお勧めできる。 「プラグマティズムの思想」ではアメリカの歴史的背景から必然的に生まれた思想であることを説明する。アメリカはイギリスやフランスなどの植民地の舞台となっていた。イギリスから独立した後もその国ではさまざまな人種と国民が暮らしていた。多元主義的世界観の萌芽がここに見て取れる。このような現状に呼応してプラグマティズムは生まれた。 エマソンの自立、パースのプラグマティズムの原型、ジェイムズの馴染みやすい世界観と宗教的神秘的和解、ミードの社会的適応と自己実現、デューイの教育哲学、クワインの可謬主義における論理的根拠、等々、また著者のローティに対する批判が最後に書かれている。思想の流れを理解することができる。
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