誰? の商品レビュー
白血病を克服し、その後も大活躍の渡辺謙さん。この本は映画の撮影時の内容が多かったので、病気の事がもっと知りたかったです。
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映画「明日の記憶」に携わった時期の日記。 闘病記でもあり、また現夫人の事も少し触れている。 原作が好きだったし映画も面白かったので手に。 【図書館・初読・12/16読了】
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図書館でふと目にとまり速読。2006年公開の映画「明日の記憶」の撮影のあゆみを、自身の闘病体験をまじえて日記形式でつづったもの。渡辺謙の人柄がストレートに伝わってくる、真摯で朴訥とした文章にひきこまれた。そして映画にかける情熱、緻密な思索がありのままにつづられていて、作り手たちが...
図書館でふと目にとまり速読。2006年公開の映画「明日の記憶」の撮影のあゆみを、自身の闘病体験をまじえて日記形式でつづったもの。渡辺謙の人柄がストレートに伝わってくる、真摯で朴訥とした文章にひきこまれた。そして映画にかける情熱、緻密な思索がありのままにつづられていて、作り手たちがいかに映画と向き合っているのか、どのような点で映画づくりの困難、葛藤、喜びを感じているのかを知るにも参考になる。この映画、さっそく観てみたいと思う。
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図書館本。 「明日の記憶」を観てないけれど、それでも興味深いエッセイだった。個人的にはもっと昔からの回顧録っぽいのを期待してたんだけど。
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夢半ばで倒れた父は、しかしまだ生かされている。左手で絵を描きながら、晩酌を一日のよりどころにして。上手く話せなかろうが、確かに僕の父としてそこに居てくれる。どんな形であろうと、どんな人生であろうと生きるんだ。
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俳優であり、映画『明日の記憶』のエグゼクティブ・ブロデューサーでもある渡辺 謙の、映画『明日の記憶』の制作過程を描いた手記。渡辺 謙の視点から書かれた、Production Noteでもあります。 日記風に書かれているため、日を重ねるにつれて『明日の記憶』か徐々に形作られている...
俳優であり、映画『明日の記憶』のエグゼクティブ・ブロデューサーでもある渡辺 謙の、映画『明日の記憶』の制作過程を描いた手記。渡辺 謙の視点から書かれた、Production Noteでもあります。 日記風に書かれているため、日を重ねるにつれて『明日の記憶』か徐々に形作られている様子が伝わってきます。ところどころで制作秘話もちりばめられているので、とても面白く拝読させていただきました。 この本、渡辺 謙が、如何に映画『明日の記憶』に思いを入れているのか、深く伝わってきます。それは、単に小説『明日の記憶』を読んで感動したからだけでなく、自身も白血病で何年も苦しみ続け、周りの人に助けられて乗り越えてきたから。 「若年性アルツハイマーだけでなく、ありとあらゆる難病はいつどこで起きるか分からない」「誰でも起こりうる」「そんな時、家族をはじめ周囲の人にどれだけ助けられたかしれない」 『病気』は決して他人事ではない。明日は我が身かも。自分の大切な人かも。そんな時、ただ悲観にくれることなく、しっかり受け止め、全身で前に進もう。そういうエネルギーを『形』にしたのが、映画『明日の記憶』であり、その思いがこの本であると思います。 一つの映画を作るために、これ程の想いを注ぎ込んだ物語というのも、そう滅多に出会えるものではありません。 生きる人全てのために捧げる『魂』が、この本一冊の中に込められている、そう感じました。
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白血病の治療の過程で、C型肝炎に感染していたことをここで知った。しかし映画「明日の記憶」は素晴らしかった!
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