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夏の力道山 の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2012/02/08

自分にとって夏石鈴子さん二冊目の本です。 この前読んだ『きのうと同じにみえるけど』よりもテンポよく読めた。 「主婦」という言葉はまぁ便利に作られた言葉だなと感じました。 私自身、主婦と呼ばれることに抵抗があるんだけど、これを読んだら少しだけハラオチしたかな。 そう、マドンナだっ...

自分にとって夏石鈴子さん二冊目の本です。 この前読んだ『きのうと同じにみえるけど』よりもテンポよく読めた。 「主婦」という言葉はまぁ便利に作られた言葉だなと感じました。 私自身、主婦と呼ばれることに抵抗があるんだけど、これを読んだら少しだけハラオチしたかな。 そう、マドンナだって歌手であり主婦なのだから。 夏という季節感がさりげなく織り込まれてて、これを夏に読んだら少し暑苦しいかな、なんて思っちゃった。 冬に読む分には気持ちいい温度感。

Posted byブクログ

2011/06/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

夏石さんの本の主人公はきっぱりとしててとても感じが良い。 まっすぐでまどろっこしくなくて好きだ。 今回は主婦だけど一家の大黒柱が主人公。 主人公の旦那さんへの心の声が毎回そうそうそうなんだよと強く 頷きたくなる。しかしやはりそれを相手に声にだして言っては駄目。 それが仲良く暮らすコツなんだな。 この主人公もそうして妻として母として頑張っている。 主婦の気持ちを代弁してもらっているから読後はすっきり。 主人公は働く女性として家計も支えてるから大変なんだけど、 旦那さんに求めるものはお金じゃないよなってわかっている ところが良いな。家族としての繋がりと幸せを再認識できる本かな。

Posted byブクログ

2009/10/04

この人の作品好きだなぁ。 夫婦関係の描写なんか本当にそのままだよ…。 同年代かな? どんなふうにこれから作品を書いていくのか楽しみだわ〜☆

Posted byブクログ

2009/10/04

ぶん殴られてもも殴り返せばいい それをためらってうだうだう言う人は死ねばいい 好きだからとか消えてしまえ

Posted byブクログ

2009/10/07

短い話である。が、ゆえにその世界観がわからなかった。つまり主婦とか働く女性の気持ちがオレには解らんてことなのだなぁ。

Posted byブクログ

2011/09/07

 すべての主婦に「頑張れ〜!」エールを送る主婦小説である。主人公五十嵐豊子は子供2人を保育所に預けて働くお母さん。豊子や登場する主婦たちの夫や世間に対する本音トークやぼやきにめっちゃ共感してしまいます。けど、堅苦しくなく、からっとして明るい雰囲気なのがいいですねー。  夫が働こう...

 すべての主婦に「頑張れ〜!」エールを送る主婦小説である。主人公五十嵐豊子は子供2人を保育所に預けて働くお母さん。豊子や登場する主婦たちの夫や世間に対する本音トークやぼやきにめっちゃ共感してしまいます。けど、堅苦しくなく、からっとして明るい雰囲気なのがいいですねー。  夫が働こうが妻が働こうが、事情は人それぞれ。家庭円満だったらすべて良しなんじゃないの?そう思えるラストがとても素敵で、にんまりしちゃいます。 へこたれることもあるけど、今日も主婦業を頑張るぞー!パワーをたくさん貰って、ページを閉じました。 (2007.1.16読了)

Posted byブクログ

2009/10/04

いや〜、本当に面白い!とひしひしと感じながら読んだ一冊です! 「いらっしゃいませ」を読んで、その主人公が気に入って、次が読みたくなり読んだ本ですが、この「夏の力道山」は作者は同じですけど主人公が同じではありません。しかし、この小説に漂う清々しさは同じテイストで読んでいて気持ちが...

いや〜、本当に面白い!とひしひしと感じながら読んだ一冊です! 「いらっしゃいませ」を読んで、その主人公が気に入って、次が読みたくなり読んだ本ですが、この「夏の力道山」は作者は同じですけど主人公が同じではありません。しかし、この小説に漂う清々しさは同じテイストで読んでいて気持ちがいいです。これは作者の夏石さんの性格によるものなんでしょうねえ。 「一家の主」と言う言葉があるのだから「一家の主婦」と言う言葉があってもいいと言う発想が面白く、個人の私的な気持ちは別に「主婦の公式見解」を述べる「働く主婦・五十嵐豊子41歳」(お子さんが小さいのは晩婚だったのかな)と言う事で、子供が2人、ご主人は無職のような?映画関係の人。作者の夏石さん自身がお子さんが2人で、ご主人は映画監督だったと思います。この環境はそのままご自分のご家庭なんだろうかって思っちゃいました。 多分、女性の人が読むとまた違った感じを持つのかもしれないけど、私は、この五十嵐豊子さんと一緒に仕事をしてみたくなりました(^^) この作品にも「おみおつけ」と言う言葉が出てきました。さらりと読めちゃう内容ですが、「新解さん」を解説する作者ですから、ひとつひとつの言葉も実は重要だったりして・・・

Posted byブクログ

2009/10/04

「なんで結婚したの」 夫の友達の繁ちゃんに言われたことがある。私は、ああ繁ちゃんもやっぱり働く女を知らないね、と思った。だって、愛しちゃったんだもん…。働く主婦・五十嵐豊子の暑くて長い一日。怒涛の主婦小説。 旦那の不甲斐ない姿が同性としては受け入れがたいとちょっと憤ってしまいまし...

「なんで結婚したの」 夫の友達の繁ちゃんに言われたことがある。私は、ああ繁ちゃんもやっぱり働く女を知らないね、と思った。だって、愛しちゃったんだもん…。働く主婦・五十嵐豊子の暑くて長い一日。怒涛の主婦小説。 旦那の不甲斐ない姿が同性としては受け入れがたいとちょっと憤ってしまいました。=感情が入ったということで。。。

Posted byブクログ