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芥子の花 の商品レビュー

3.7

29件のお客様レビュー

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2023/11/01

江戸ものだと没頭してて、途中でふと現実に戻される(笑 ゴメスがいまだに優しいのか捻くれ者のヤバい人間なのか判別つかず。まぁなんかしらいいところがあるから、あれだけの手下が懐いてるんだろうけど。 でもキャラクターがかなりたってるので、もっとゴメスの活躍が見たい。

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2021/07/03

日本の中で独立国として存在する江戸国。 その長崎奉行 金春屋ゴメスとその配下が繰り広げる、捕り物帳。 設定自体が奇想天外だけど、江戸の歴史物としても面白いし、日本から移り住んだ辰次郎の江戸国での成長も楽しめる。 ゴメスのキャラクターがまた面白い。

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2021/03/14

面白く読みました。もう続編は無いのでしょうか? 図書館で借りた本でしたが、所々汚れていて悲しかったです。

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2018/05/19

近未来の日本、全てに便利になり機械化自動化が進み 科学も産業も進んでしまった日本で、 全て人の手を介して行われたいた江戸時代を 懐かしむ一部の学者やお金持ちの人々が 関東地域に江戸を摸して作った江戸国。 独立国を自称してはいるが、実際には日本の属国扱いに。 江戸に入るには厳しい...

近未来の日本、全てに便利になり機械化自動化が進み 科学も産業も進んでしまった日本で、 全て人の手を介して行われたいた江戸時代を 懐かしむ一部の学者やお金持ちの人々が 関東地域に江戸を摸して作った江戸国。 独立国を自称してはいるが、実際には日本の属国扱いに。 江戸に入るには厳しい審査が行われ300倍の競争。 幼い頃、江戸で治療不可能な病で生死をさまよう主人公は 人道的措置で日本に。 一度江戸から日本に戻ると、江戸には戻れない。 江戸を恋しがる病床の父親に代わって、江戸のお守りをもって 入国した主人公『佐藤辰次郎』。 一緒に入国したのは経産省出のエリートでありながら どっぷりの江戸フリークである自称『松吉』と 世界中を旅して周り、行ったことのない江戸に入国した『奈美』 入国するには携帯電話はもちろんのこと 医薬品、工業製品を始め江戸当時になかったものは 持ち込み厳禁。 コンタクトレンズが必要な人は、入国前のレーシックを受けよと。 もちろん日本から病原菌を持ち込むことは、 伝染病のおそれもあるので、できる限りのワクチンも打つ。 そんなこんなで、三人はそれぞれ身元引き受け人の元へ。 辰次郎が300倍の難関をたった一度でビザが発給されたわけは 久々に起こってしまった罹患すると死に至る謎の伝染病を 解決するために秘密裏に入国が許されていたのであった。。。。 辰次郎はそこで長崎奉行の配下の元へ。 それは規格外の人物であった。 次々と事件が起こるが、初めはひ弱な現代人だったが 揉まれるうちに。。。。 痛快なストーリーは日本ファンタジーノベル大賞に輝く。

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2016/07/10
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※このレビューにはネタバレを含みます

きっかけ:姉のすすめ 感想:設定に驚いた。 最初、読み始めてしばらくは設定が理解できず少し混乱したが、読み進めてやっと理解。まるで外国に行くように江戸(江戸を模した場所)に行ける世界で、日本から江戸にわたる若者が奉行所で働くことになった。予想できないほどの迫力のある女性のお奉行様の下、謎に立ち向かう。 主人公が江戸に入ることになったこと自体が、謎に関係していることも後から知る。 読後感は「スゴイ!よくこんな設定を思いついて、物語をつくりあげたなぁ」と西條さんに脱帽。衝撃的だった。

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2016/03/11

現代の日本のから独立した「江戸国」 長崎奉行所の極悪お奉行ゴメスやその手下たちの 大活躍☆ 「金春屋ゴメス」シリーズ第二弾 江戸発の阿片が?というところから始まるお話し 劇画チックなキャラも、ますます面白い。 続編待ってます!

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2016/01/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

金春屋ゴメス、1作目は正直面白いとおもわなかった、というか、さきに西條作品のふつうの江戸舞台のものを読んで気に入ってしまってたから、なぜこんな突飛な(現代社会に人工的に再建された設定の江戸)という舞台にしたのか受け入れられなかった感なんだけど、2作目で、そうかこれはジャンプ的に読めばいいんだと思ったらがぜん面白かった。ワンピースやブリーチに出て来るキャラなら、有り得ない、いままでにないキャラほどわくわくするから、ゴメスもそういう存在だとおもえば、とても脳内劇場で劇画的におもしろかった。でもせっかく女性という設定なんだから、そこがもうちょっとキャラに生かされてほしいけどなあ。流人島の設定や、怪しい男丈吉が終盤絡んで正体が剥がされていくかんじも、悪役の下衆っぷりも、救出劇もとてもハラハラ感があってよかった。こういうの、女流作家で珍しいなあ。男の人が描く世界というかんじがする。 なんだか、印西なんちゃらという黒幕がでてきたから、金春屋シリーズはこの先もあるんだろうし、つぎはぜひぜひ期待して読みたい。こういう、独自の別世界のなかで織なされる冒険譚みたいなの、だいすき。 あと芥子の花から阿片を採取するの、どこかでいつかみてみたいなあ。ああいうふうに精製されることと、花がこんなに美しいことを、今回調べてはじめて知った。育てちゃいけない花だからこそなおさら見てみたいなぁ。むかしのひとはどうしてそれに麻薬成分があることに気づいたんだろうね。大変興味深いし勉強になった。

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2015/07/14

ファンタジー大賞なら間違いないと買っておいた一冊、の続編である。確認したつもりだったが、どうやら2巻から読んでしまったらしく、最初は細かい設定がつらつら描かれていたが、それらは全部一巻の詳細 江戸国産の阿片が密輸されている事件を、長崎奉行ゴメスが追う。暴力的で奇天烈、現代日本なら...

ファンタジー大賞なら間違いないと買っておいた一冊、の続編である。確認したつもりだったが、どうやら2巻から読んでしまったらしく、最初は細かい設定がつらつら描かれていたが、それらは全部一巻の詳細 江戸国産の阿片が密輸されている事件を、長崎奉行ゴメスが追う。暴力的で奇天烈、現代日本なら即刻クビが飛んでいてもおかしくはない奉行だが、そこは江戸国ならであるので、一巻を読んでいなくてもあまり問題はない。が、やはり一巻を知ってから読むほうがおもしろみが違うかもしれない。 では、そして頭の良さは人一倍である。ゴメスが追うと前述したが、実際調べ行動するのはその個性的な雑役たちである。ゴメスはミステリで云えば、安楽椅子探偵なのかもしれない。 最初はゆったりと進むのだが、途中からあれよあれよと引きずっていく。潜入操作の辺りは江戸にしてはちょっとご都合良過ぎるのでは、と思わなくもないが、江戸を走る辰次郎たちに続いてさくさくと読み進められる。 続きを期待させる終わり方だが、果たして江戸国に未来はあるのだろうか。楽しみにゆっくり続刊を待つことにする。

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2013/11/03

面白かったです^^ シリーズ2作目でキャラクターも周知だし、とても楽しめました。辰次郎の取り柄って何だろうと思っていたのですが、なるほど~、確かに。素敵な取り柄だと思いました。金春屋の皆が今度はどんな活躍をするのか、次の作品を心待ちにしています♪

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2011/10/30

前作が面白かったので期待しましたが、つまらなかった。単なる時代劇になっているので、時代劇チックなら山本一力のほうが100倍面白い。

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