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コルセット の商品レビュー

2.7

15件のお客様レビュー

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2009/10/04

1話の終わりが、2話のはじめにつながっていきます。  だから、最初は短編と思わず読んでいました。  主人公も代わるので、次は誰なんだろうと、思いつつ読みました。

Posted byブクログ

2009/10/07

美しく爛れた人生には、退屈しかない。建設的で生産的な人生をいかに歩むかと考えたり努力したり自己を鼓舞したりするようなことは、働かないと食べてゆけない人たちがすること。―官能から始まった純愛、倒錯した被虐趣味、すれ違った片思い、南の島での三日間の邪淫。それすらも退屈しのぎ。硬質な筆...

美しく爛れた人生には、退屈しかない。建設的で生産的な人生をいかに歩むかと考えたり努力したり自己を鼓舞したりするようなことは、働かないと食べてゆけない人たちがすること。―官能から始まった純愛、倒錯した被虐趣味、すれ違った片思い、南の島での三日間の邪淫。それすらも退屈しのぎ。硬質な筆致で描く、スノビッシュな階級小説。

Posted byブクログ

2009/10/04

1話目のラストが2話目の冒頭に。2話目のラストが3話目の。 4話目のラストは1話目の冒頭になっていた。 なんでコルセットだったんだろう。 コルセットが「縛る」ものだから?? 自分に、周りの環境に縛られている話だった。

Posted byブクログ

2009/10/07

久しぶりに読んだ姫野さんの連作短編集。1話が2話につながり…という風に、主人公が変われども輪になる小説だった。それにしても、私は姫野さんの文体が苦手らしい。面白いと思うんだけど、どうしてもなじめないのはなんでなんだろう。

Posted byブクログ

2009/10/07

これまでにない作風の1冊。淡々とし過ぎていつもの読み応えのなさに残念でした。短編集で最後の「輪舞曲」がかろうじてよかったです。

Posted byブクログ