おとぎの国の科学 の商品レビュー
p.29 複雑性を扱い科学の分野で「創発」という概念がある。 →ミクロなものを総和していったとき、理論上からは予想できない非線形のマクロな現象が起たち上がってくることを指す p.36~ ミュージアムの躍動
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アトムに対する希望が感じられる作品。 ロボットが、標識をもとに迷路を進み、何度か成功したのちに、標識を取り外すと、かつて標識があった場所で「はて?」といった様子でしばし右往左往するという 話は面白かった。作中に記載されているとおり、迷ったそのときロボットは、新しい環境下で既存の知識をもとに自己で判断基準を設定しなおすという、まさしく自我の構築を、確かにしているのかもしれない。
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「ドラえもん」から「攻殻機動隊」まで。 ミトコンドリアからデカルト、インフルエンザまで。 高橋克彦から山田正紀、ディーン・クーンツ。 007にルパンにアメコミ!! 瀬名さんの興味の対象の広さにまず驚き、その語り口が小説のときよりよっぽど巧みなことにまた驚く。というか、笑えます。...
「ドラえもん」から「攻殻機動隊」まで。 ミトコンドリアからデカルト、インフルエンザまで。 高橋克彦から山田正紀、ディーン・クーンツ。 007にルパンにアメコミ!! 瀬名さんの興味の対象の広さにまず驚き、その語り口が小説のときよりよっぽど巧みなことにまた驚く。というか、笑えます。 ロマンチックに筆を滑らし、出来る限りリアルな視点から、とにかく熱心に語る。そんな瀬名さんが、とてつもなく魅力的な人間に感じられる1冊です。
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5-25 Nov 2008 瀬名秀明,ということで図書館で借り,購入。 とてもおもしろかった。別の媒体に掲載されていたコラムなどをまとめたものなので,通勤中によむのにちょうどいい感じの分量と難易度(難易度が高すぎると夢中になりすぎてのりすごすので)。
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借本。 小説かと思って読んだら、エッセイでちょっとショック。 それはさておき、なかなか面白い本でした。 あのアニメのあの違和感はソレだったか〜と納得出来た。
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科学。 文系の私にはとにかく難しいけど新鮮。ちょっとだけわかったかもしれないことも。イノセンス、もう一回見た。
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自分でも書いてるけど、“詩人”じゃないから日本人が好む随筆スタイルにはあまり向いてない人だと思う。世代的特性なのか、あまり禁欲的な表現をしない。つまり、面白いと思ったことを「面白い」と書いてしまう。もちろんそこは小学生の感想文じゃないから、どう面白いのかは語られているのであるが、...
自分でも書いてるけど、“詩人”じゃないから日本人が好む随筆スタイルにはあまり向いてない人だと思う。世代的特性なのか、あまり禁欲的な表現をしない。つまり、面白いと思ったことを「面白い」と書いてしまう。もちろんそこは小学生の感想文じゃないから、どう面白いのかは語られているのであるが、結論は「面白い」なら「面白い」と書いてしまう。随筆の名手なら、ここでストイックに「面白い」という言葉を避ける。でも、この中で紹介されていた野尻抱影の『星三百六十五夜』はいつか読んでみようと思った。ということで、「読みたい本」に野尻抱影を追加。(NT06年11月号紹介:2006/09/14)
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