1,800円以上の注文で送料無料

寺田寅彦 の商品レビュー

5

2件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2021/02/26

寺田寅彦の小説や随筆、昔から好きで、団栗を読んで、最初の奥さんのことが知りたくなってこの本を買いました。すぐに読めなくて、今になったのですが、3人の妻たちと寺田寅彦の歳月を辿るこの本、すごくよかったです。 仕事の関係で、高知にはご縁がありまして、高知の描写が目に浮かぶ感じがして、...

寺田寅彦の小説や随筆、昔から好きで、団栗を読んで、最初の奥さんのことが知りたくなってこの本を買いました。すぐに読めなくて、今になったのですが、3人の妻たちと寺田寅彦の歳月を辿るこの本、すごくよかったです。 仕事の関係で、高知にはご縁がありまして、高知の描写が目に浮かぶ感じがして、より身近に感じた次第です。

Posted byブクログ

2011/09/12

少しずつ読み進めるつもりが、意外にもぐいぐい引き込まれ、 一気に読んでしまいました。 小学生のころ、国語の問題集で「団栗」を読み、その哀愁のある文章と共に、 ‘初めと終わりの悲惨だった妻’というフレーズが子どもながらに心にひっかかっていました。 数年後、新聞で連載されていたエッ...

少しずつ読み進めるつもりが、意外にもぐいぐい引き込まれ、 一気に読んでしまいました。 小学生のころ、国語の問題集で「団栗」を読み、その哀愁のある文章と共に、 ‘初めと終わりの悲惨だった妻’というフレーズが子どもながらに心にひっかかっていました。 数年後、新聞で連載されていたエッセーに、寅彦の妻夏子のことが紹介され、 興味を持ちました。 このエッセーは「この人たちの結婚」(林えり子)と改題されて単行本になり購入しましたが、 なんと寅彦と夏子のことは収録されていませんでした。 今回、ふとネットで調べてみて、この本が上梓されていることを知り、 私は上記フレーズの謎がすっきりしました。 あとは、特に寺彦から貞子(夏子の忘れ形見)に宛てた手紙が微笑ましかったです。 寺田寅彦の随筆集、これから読んでみようと思います。

Posted byブクログ