罪花 の商品レビュー
珠玉の短編集。主人公…
珠玉の短編集。主人公たちが犯したものは罪なのか、あるいは救いであるのかと、読み終えた後も真の結末を読者に迫る。切なく苦しい話ばかりだが、高樹のぶこの研ぎすませれた感性、ありありと情景が浮かぶ描写は実に美しく、とてもひかれる。この「罪花」というタイトルがすばらしい。
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この小説を読んで心が…
この小説を読んで心が重くなりました。本当の幸せって…
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いろいろな「罪」が絡んだ6つの短編。 どの話もゾッとして、含みを持たせて終わる。 重くて暗い…読んだ後どっと疲れがでる感じ。
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オムニバスで、とても読みやすかったんだけど、やっぱ女性が書いた女性のための小説かな。それでも全6話、すべて死が絡む割に案外サラッと読めたのは、文体がすごくフラットな感じだったから。小説とはいえ随分と現実味のあるストーリーだし。手紙、結局は遺書で、それがそのまま殺人、いや計画自殺を...
オムニバスで、とても読みやすかったんだけど、やっぱ女性が書いた女性のための小説かな。それでも全6話、すべて死が絡む割に案外サラッと読めたのは、文体がすごくフラットな感じだったから。小説とはいえ随分と現実味のあるストーリーだし。手紙、結局は遺書で、それがそのまま殺人、いや計画自殺を綴った一編“落ちたトマト”は傑作だったかも。なかなか思いつかない筋書きじゃないかなって気がする。
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『罪』がテーマになった六つの話。 ネットリした文章で、 人間の中に潜む『罪』の怖さを表現している。
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