号泣力 の商品レビュー

武藤清栄【著】

2011/01/21

なやみ多き時に、タイトル買いをした本だ。
内容は、自分の気持ちに素直に、悩みを涙に置き換えましょうって趣旨だ。

僕は得るもにはなかった。確かに気分はすっとするかもしれない。しかし、現実は何も変わらない。やはり、原因追求をして、ひとつずつ対策を打つ方法でないと自分自身納得できないので、そういう意味で得るものはなかった。

読み終えて、共感得るものなしと決め付けていたが、こういう人達の気持ちを感じ取る能力が自分にかけていることに気づいた。
そうだ、悩んでいる人に気持ちを真摯になって、聞いてあげることにより、気持ちがすっきりする人が多いってことだ。白黒はっきりつけたあげなくてもいい人も多い。僕の役回りのはずだ。それがわかったことは大きかった。

2006.10.22

2009/10/04

心の中にたまったものをはきだすために泣くことを薦める本。「エンプティチェアー」というのは、「からっぽのいす」を目の前に置きそこに、幼い頃の自分や、ストレスの原因である人や、面と向かって言えない人など座らせてみる。その人に言えなかったことを言ってみることで自分の言い分を吐き出し、心のもやもやを晴らすという。一人でもできるし効果がありそうだな　と思った。またたいていの悩みは人に相談できた時点で半分は解消するものだとも書いてあった。確かに話すことで自分の気持ちが整理できて、聞いてもらえた安心感や気持ちのよさでほっとするものだ。