短篇集 シャーロック・ホームズのSF大冒険(上) の商品レビュー
SF寄りのパスティーシュ短編集。上巻にある、「シュレディンガーの猫」をホームズ譚のあの話に絡めたストーリーはアイディア賞もので、読後の余韻が良。
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(上下巻共通) シャーロック・ホームズを主体にし、ホームズの時代、現代、未来、死後?をそれぞれ舞台とした SF 短編集。 幾分、ファンタジーの要素主体の作品もありましたが、全体的に楽しめる作品集でした。 「脇役」とか「仮想空間の対決」とかの雰囲気が特に良かったと思います。
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ホームズのSFパロディ短編集 上下に分かれてて上は過去のホームズ マスグレーヴの手記 探偵の微笑み事件 ※アリス ロシアの墓標 ※モリアーティ『小惑星の力学』から “畑のステンシル模様”事件 ※依頼人はドイル 行方不明の棺 ※吸血鬼 第二のスカーフ ※題名は原作「第二の汚点」から 宇宙人 バーバリー・コーストの幽霊 ※あの女(アイリーン)の妹 ネズミと名探偵 ※コメディっぽい ホントは名探偵じゃなかった!? 運命の分かれ道 ※タイムマシーン&タイタニック リッチモンドの謎 ※タイムマシーン サセックスの研究 ※原題「緋色の研究」のもじり 晩年のホームズ
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ホームズパスティーシュの短編集。ワトスンを皮肉ったりドイルを皮肉ったり、様々な作品が読めてとても面白かった。なかでも「探偵の微笑み事件」はかなり好き。 全体を見たときに、SF大冒険というタイトルのわりにSF要素はそこまでないのが少し残念かなと。
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ホームズもののパロディ/パスティシュは出るもの全て読んでますが、大体はがっかりさせられます。 が、これは派手ではないですが、にんまりさせられる粒揃いの短編集でした。 下巻も期待。
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