カラマーゾフの兄弟(1) の商品レビュー
世界最高の小説と評価が高い
作家の村上春樹も「これまでの人生で巡り合った最も重要な本の3冊」と本書を押している。3人兄弟の葛藤が描かれている。
aoi
登場人物多し。人物相…
登場人物多し。人物相関図を書きながら読んだ方がいいかも。
文庫OFF
物欲の強い父と3人の…
物欲の強い父と3人の息子、そしてもう1人の私生児が繰り広げる愛憎劇。ドストエフスキーの最高傑作。
文庫OFF
どうか軽蔑しないでくださいね。 なにかひどくバカなことをしてあなたを怒らせても、どうか許してくださいね。 こうしてわたしの秘密はあなたに握られてしまったのです。 わたしの批評は、もしかしたら永久に地に落ちてしまったかもしれません。 わたし、今日はきっと泣いてしまうでしょう。 さよ...
どうか軽蔑しないでくださいね。 なにかひどくバカなことをしてあなたを怒らせても、どうか許してくださいね。 こうしてわたしの秘密はあなたに握られてしまったのです。 わたしの批評は、もしかしたら永久に地に落ちてしまったかもしれません。 わたし、今日はきっと泣いてしまうでしょう。 さようなら、次の恐ろしい出会いまで。 ただ、ぜったいに、ぜったいに、ぜったいに来てくださいね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『罪と罰』に衝撃を受けて読み始めたけど、驚くことに、150年も前のロシアの物語の中に、今の自分の心と重なる部分があった。 ※あくまで私個人の感想なので、人によって受け取り方は違うと思います。 ドストエフスキーは作中で安易に「神はいる、いない」と結論づけたりはしない。 「疑う心」を次男イワンに、「信じたい心」を三男アリョーシャや長老に託し、物語の中で本気で戦わせているように思う。 だからこそ、どちらも作者自身の血の通った本音としての圧倒的な重みがある。 最近母を亡くし、あんなに頑張ってきた母の願いが最期に叶わなかった理不尽な現実への「なぜ」という問いが、ずっと棘のように心に刺さっていた。 「神様は本当にいるのか?死んだらどこに行くのか?」という感情と、「神様は存在しないのではないか。死後は無である」という理屈。 これまで特に信仰を意識してこなかったのに、葬儀で知った家の宗派のお経を母のために唱えたり、母に話しかけてしまう自分もいる。 そんな矛盾をずっと抑え込んできたけど、ドストエフスキーは、矛盾したままの人間の姿をそのまま差し出してくる。 「それでいいんだ」と語りかけてくるようで、今の自分の気持ちを丸ごと肯定してくれているように感じた。 苦手な「著者の押し付け」を感じないので、自然に自分の心で向き合うことができた。 子を亡くした母親に長老が寄り添う場面は救いだった。まるで自分も長老に話を聞いてもらっているような感覚になり、心が軽くなった。 もちろんストーリーとしても、キャラクターが一人ひとり濃くて面白い。 はっきりと個性が描かれる3兄弟に比べて、どこか得体の知れないスメルジャコフの存在が特に物語を際立たせていて気になる。 ミステリー好きとしては余計にその動向が気になって引き込まれてしまう。 ストーリーを追うだけではなくて、ドストエフスキーの魂が削り出されたような一文一文の裏側にある意味を考えながら読み進めたので、第1巻だけでも読み終えるまでにずいぶん時間がかかった。 この作品をこの時代に世に出したこと自体、ものすごいことだったのではないかと感じる。 Audibleの音声だけではとても理解しきれないので、光文社の新訳を本で読んでから、追いAudibleで聴いて、2回味わった。 光文社の新訳のわかりやすさにも、かなり助けられた。 まだまだ読みきれていないところばかりだと思う。それでも、この本に出会えた幸せを噛み締めながら、自分なりに第2巻へゆっくり進んでいきたい。 本+追いAudibleにて。
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罪と罰を読み終わり、変身、地下室の手記、異邦人、白夜で哲学の修行を積んだ後に挑んだ小説です。 哲学を理解するのが難しい。話自体はトントン拍子で進んでいくのは、見ていて飽きは感じないが、置いていかれるところがちまちまとある。たまにボーッとして読んだら急に分からなくなっている感じ。...
罪と罰を読み終わり、変身、地下室の手記、異邦人、白夜で哲学の修行を積んだ後に挑んだ小説です。 哲学を理解するのが難しい。話自体はトントン拍子で進んでいくのは、見ていて飽きは感じないが、置いていかれるところがちまちまとある。たまにボーッとして読んだら急に分からなくなっている感じ。 そして一人一人の人物に謎というか含みがあるのが面白い。哲学をキャラクターとして落とし込んだ感じかな。キャラの哲学に一貫性があるように感じる中、そのキャラというもの自体が一貫性のない存在であり、それを含め一貫性が生まれているみたいな。あまりに言語化が下手ですが、、、 この先もワクワクして読み進めていきます。
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ほんとこの作品「やばい」です。。。。 語彙力が退化するぐらい私は度肝を抜かれた作品。そして、私にとって大切な作品です。 個人的に罪と罰より、展開も早く、面白い!!しかし、長いです!長すぎて周りで読んでいる人がいないので、どんどん布教したいです。 帝政時代のロシアは検閲が厳しく、...
ほんとこの作品「やばい」です。。。。 語彙力が退化するぐらい私は度肝を抜かれた作品。そして、私にとって大切な作品です。 個人的に罪と罰より、展開も早く、面白い!!しかし、長いです!長すぎて周りで読んでいる人がいないので、どんどん布教したいです。 帝政時代のロシアは検閲が厳しく、哲学などを学問として体系だって発表することはできなかったそうで、小説が一つの思想を発表するための手段として用いられたんだとか。そのため、ロシアの小説は、小説にしてはあまりに思想が出過ぎている。しかし、それがたまらない魅力である。(難しい哲学をストーリー仕立てで理解できるって最高では?) また、ドストエフスキーは一回捕まっている(‼️)ので、さらに検閲の目が厳しかったそう。その検閲を掻い潜るための手法だと言われているのが、ポリフォニーである。とにかくいろんな登場人物の経験や思想が次へ次へと展開されていく。このポリフォニー手法が、読者を物語の深部へと誘ってくれるのだ。これも中々ない体験なので是非体験してほしい。 出てくる同情人物は、相変わらず救いようがない。発狂した人、酒狂い、冷笑する人、人でなし、娼婦、病人、仙人(?) そして人間の意地汚さ、醜さを執拗に深く描き出すその技術は圧巻。やめてください。 さらには、ロシアの厳しい風土と動乱の時代の影響下に置かれて、作品全体には救いようのない陰鬱で退廃した空気感が常に漂う。逃げたい。 それでも、時折、照らし出される人間の美しさと、愛と讃歌。この圧倒的なコントラストとダイナミズムはドストエフスキーならでは!! そして、登場人物も最高に愛らしい。私はイワンが大好きです。 また絶対に読み返したい作品です。
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19世紀ロシア社会の激動を背景に描かれた小説であり,きわめて多くの問いを内包し,長く人々を魅了してきた作品である。
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ようやくまとまった時間が取れたので、「カラマーゾフの兄弟」を読み始めました。個人的には、ドストエフスキー作品の魅力は「人間の本性に迫る、徹底したリアリズム描写」だと思います。作中を通して、自分の本性が暴露されているような気分に陥るため、かなりの怖さを伴いますが、他の作品ではなかな...
ようやくまとまった時間が取れたので、「カラマーゾフの兄弟」を読み始めました。個人的には、ドストエフスキー作品の魅力は「人間の本性に迫る、徹底したリアリズム描写」だと思います。作中を通して、自分の本性が暴露されているような気分に陥るため、かなりの怖さを伴いますが、他の作品ではなかなか味わえい読書体験です。挫折せずに最後まで読み切りたいと思います。
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登場人物がやたらと多い。 フョードルは、なんと軽率で信頼のおけない放蕩な父親なのだ。 口が嘘をつくままにする。 面倒くさいだけの関わりたくない人間だと感じた。 ミウーソフも、単純で押さえの効かない性格で、損をしている。 第2編の会合、いる? 意味ある? 根本的にそこがおかし...
登場人物がやたらと多い。 フョードルは、なんと軽率で信頼のおけない放蕩な父親なのだ。 口が嘘をつくままにする。 面倒くさいだけの関わりたくない人間だと感じた。 ミウーソフも、単純で押さえの効かない性格で、損をしている。 第2編の会合、いる? 意味ある? 根本的にそこがおかしい。 しかし、この場面で、それぞれの人物のキャラクターが浮き彫りになったと感じる。 父親と長男で女を取り合う、その壮絶なさまが滑稽ですらある。 お盛んなことで。 なんというか、日本ではなかなか生まれない筋の話だという気がする。 様々な視点から読み解き考えることのできる作品なのだな、と感じる。 名作たる所以だ。 ★父親殺しの話。まあ、ろくでもない父親で。子どもと父が女を取り合う。双方金使いあらすぎ。ミーチャは殺していないらしいが、有罪。スメルジャコフが殺したとしても、結局父親殺しの話になるんだろう、多分。
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