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カラマーゾフの兄弟(1) の商品レビュー

3.9

244件のお客様レビュー

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世界最高の小説と評価が高い

作家の村上春樹も「これまでの人生で巡り合った最も重要な本の3冊」と本書を押している。3人兄弟の葛藤が描かれている。

aoi

登場人物多し。人物相…

登場人物多し。人物相関図を書きながら読んだ方がいいかも。

文庫OFF

物欲の強い父と3人の…

物欲の強い父と3人の息子、そしてもう1人の私生児が繰り広げる愛憎劇。ドストエフスキーの最高傑作。

文庫OFF

2025/01/09

★★★★ 何度も読みたい ロシア文学というかドフトエフスキー特有の、回りくどくキャラクターが入り乱れる作品。読み途中で数日置くと、誰だかわからなくなってくる。 主な登場人物は、おそらく主人公のアレクセイ(アリョーシャ)、その父のフョードル、そして長兄ドミートリー(ミーチャ)、...

★★★★ 何度も読みたい ロシア文学というかドフトエフスキー特有の、回りくどくキャラクターが入り乱れる作品。読み途中で数日置くと、誰だかわからなくなってくる。 主な登場人物は、おそらく主人公のアレクセイ(アリョーシャ)、その父のフョードル、そして長兄ドミートリー(ミーチャ)、次兄イワン。カッコ書きで示したのは愛称だが、この作品でも『罪と罰』など他の作品と同様、何の前置きもなく突然愛称が登場する。 さて、肝心の内容だが、金や女に汚い父フョードルと長兄ドミートリーの間で勃発した美女・グルーシェニカの争奪戦に、清廉な少年アレクセイがカラマーゾフの血の汚さに気付いていく、といった感じだと推測される。アレクセイは家族ではなく、教会で長老らとともに清楚に暮らしており、本人は他のカラマーゾフとは全く異なり、男女の関係が話題に出るだけで赤面するほどの初心だ。しかし物語中盤、長老が危篤となり、彼はこれまでの支えを失い、直接自身の出自や血筋と向き合うことになる。 正直聖職者や誠実な婚約者に対して嘲笑するような姿勢のフョードルやドミートリーに対して嫌悪感を覚える中、アレクセイの清純さが救いだった。 しかし何となくこの物語のテーマが、清純から欲望への破滅という成長なのかもしれないという気がしているので、不安。ただ最後まで読むと思う。

Posted byブクログ

2025/01/06

登場人物が、皆個性的で面白く読めます。大長編なので最後まで読めるか心配でしたが、そういう心配は無用でした。アリョーシャがこれからどんなことに巻き込まれていくのか、興味深いです。

Posted byブクログ

2025/01/02

ある意味ではこのまま終わってよかったなと思う 何をどこから言えばいいのかわかんないけど、ひとつ言えるとすればこの世のあらゆるテーゼが詰まった小説だった あのころのロシアは全国的にキリスト教(ロシア正教)の力が強かったからこの小説が成り立つんだと思う 世界史や神学、哲学を学ぶ上で...

ある意味ではこのまま終わってよかったなと思う 何をどこから言えばいいのかわかんないけど、ひとつ言えるとすればこの世のあらゆるテーゼが詰まった小説だった あのころのロシアは全国的にキリスト教(ロシア正教)の力が強かったからこの小説が成り立つんだと思う 世界史や神学、哲学を学ぶ上で欠かせない一冊だなと思った 個人的にはイワンが好き 理性と良心の狭間で揺れ動きながら… というのがグッとくる

Posted byブクログ

2024/12/24

I found it difficult to comprehend a scene where each character discusses religion. There were a lot of words I was unfamiliar with. But, I...

I found it difficult to comprehend a scene where each character discusses religion. There were a lot of words I was unfamiliar with. But, I'm looking forward to seeing future developments.

Posted byブクログ

2024/12/01

今のところ面白くはない、けどやっぱり学生のうちに読んでおきたい古典ではあるよね〜。年内に読了したい。

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2024/08/31

いずれは読みたいと思いつつ、挫折し続けてようやく最初の巻を読み終えた。このシリーズ、一巻を読むのに半年かかり、残りは一気呵成に読んでしまう、なんて話を聞いたことがあるけど、そうなるんだろうか。啖呵切ったり、独特なセリフ回しもあったりするんだけど、そういうの、読み上げ読書で読むと入...

いずれは読みたいと思いつつ、挫折し続けてようやく最初の巻を読み終えた。このシリーズ、一巻を読むのに半年かかり、残りは一気呵成に読んでしまう、なんて話を聞いたことがあるけど、そうなるんだろうか。啖呵切ったり、独特なセリフ回しもあったりするんだけど、そういうの、読み上げ読書で読むと入りやすくて、いいなと思うところもあった。ドストエフスキー自身、この本を口述筆記で書き上げたという話も聞くから、そういう相性もあるのかもしれない。

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2024/08/23

・罪と罰よりはマシですが、長セリフが多いです。複雑な感情を整理せずにぶちまけているような印象を受けますし、それによってリアルさも感じます。 ・宗教や思想に対する作者の考え方を登場人物の言動で表現しているのでしょうが、そこは基礎知識がないと掴みきれないところがあります。 ・どうしよ...

・罪と罰よりはマシですが、長セリフが多いです。複雑な感情を整理せずにぶちまけているような印象を受けますし、それによってリアルさも感じます。 ・宗教や思想に対する作者の考え方を登場人物の言動で表現しているのでしょうが、そこは基礎知識がないと掴みきれないところがあります。 ・どうしようもない人間たち(ヒョードル、ドミートリー)を前にしても愛を忘れないアリョーシャはどこか非現実的な印象も受け、どのようにこんな性格に育ったのか気になるところです。

Posted byブクログ