眼を開く の商品レビュー
とうとう私立探偵免許が戻ってきた。長く辛かった失意の時代とはおさらばだ。また私立探偵アルバート・サムスンとしての日々が始まる。営業再開にあたって、家族や友人たちも祝福してくれた。ただひとり、幼なじみの親友ミラー警部をのぞいて。確かに免許を失ったいきさつから彼とは疎遠になっていたの...
とうとう私立探偵免許が戻ってきた。長く辛かった失意の時代とはおさらばだ。また私立探偵アルバート・サムスンとしての日々が始まる。営業再開にあたって、家族や友人たちも祝福してくれた。ただひとり、幼なじみの親友ミラー警部をのぞいて。確かに免許を失ったいきさつから彼とは疎遠になっていたのだが……やがて復帰後初の大仕事が舞い込んだ。依頼は大手の弁護士事務所から。だがその仕事とは、ミラーの身辺調査だった! 彼の身辺に、いったい何が起きているんだ? シリーズ第8作。16年前の刊行。今まで読まなかったのは、もったいない。
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久しぶりのサムスン物。刊行は六年前、気がつかなかったのは不覚。 内容は昔のリューイン節で堪能。やはり、リューインはサムスン物と言うか、インディアナポリスを舞台にした小説が良いな。 解説にはこれが最終巻になる可能性があると言う見たてが。 今回で内容的に完結してしまっているとも言える...
久しぶりのサムスン物。刊行は六年前、気がつかなかったのは不覚。 内容は昔のリューイン節で堪能。やはり、リューインはサムスン物と言うか、インディアナポリスを舞台にした小説が良いな。 解説にはこれが最終巻になる可能性があると言う見たてが。 今回で内容的に完結してしまっているとも言えるのかな…。ファンとしては、まだまだ活躍が見たいのだか…
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マイクル・Z. リューインを久しぶりに読んだ。思えば、だいぶミステリーから遠ざかっていたから、どの作家を読んでも久しぶりなんだけど。 ミステリーばかり読んでいたときに好きだった作家は、やっぱり今でもいいな。 この本でアルバート・サムスンシリーズは終わりではないか、というウワサがあ...
マイクル・Z. リューインを久しぶりに読んだ。思えば、だいぶミステリーから遠ざかっていたから、どの作家を読んでも久しぶりなんだけど。 ミステリーばかり読んでいたときに好きだった作家は、やっぱり今でもいいな。 この本でアルバート・サムスンシリーズは終わりではないか、というウワサがあるらしいけど、この前読んだP・D・ジェイムズも、これで終わりではないかというウワサが・・・ みんな歳とってしまったってことか・・・ちょっと寂しいです。
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私立探偵アルバート・サムスンシリーズの最新作。前作のポケミス登場が1993年ということらしいので、13年ぶりの新作ということになる。アメリカの(イギリスもあるけど)ミステリーには、私立探偵や刑事を主人公にしたシリーズがたくさんあるけれども、アルバート・サムスンシリーズは、その中で...
私立探偵アルバート・サムスンシリーズの最新作。前作のポケミス登場が1993年ということらしいので、13年ぶりの新作ということになる。アメリカの(イギリスもあるけど)ミステリーには、私立探偵や刑事を主人公にしたシリーズがたくさんあるけれども、アルバート・サムスンシリーズは、その中でも私のお気に入りの1つだった。ただ単純に翻訳されていないと考えていて、それにしては間隔が長すぎるよなって思っていて、そしていつの間にか、このシリーズのことも気にしなくなっていた。それだけに、このシリーズの新作が出たのを知った時には、かなり嬉しいサプライズがあった。で、久しぶりに読んでみて。最初はちょっと冗長だな、とか、サムスンってこんなに要領の悪い奴だったっけ、とかって感じたけど、途中からは一気読み。このシリーズの最高傑作とは、とても言えないとは思うけど、ファンにとっては、それなりに満足のいく一冊だった。
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