箱崎ジャンクション の商品レビュー
暗いモヤモヤが終始べっとりまとわりついた本。 想像とちとちがった。 タクシードライバーにはなりたくないな、と思った二冊目の本。
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二つの会社のふたりのタクシードライバー。どっちも病んでる。 ジャンクションの無機質な感じがよく似合う灰色の小説。
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藤沢周平じゃなくて藤沢周。やめられない作家の一人。 「室田さんよー、ああ?」などという名台詞連発。どこにも行き場がなくて気が滅入るところまで運んでいってくれる最高の一冊。
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再読 まあまあ。 作品の紹介 コンクリートの壁に囲まれた渋滞の名所、箱崎ジャンクション。パニック性障害を隠しながら勤務するタクシードライバーは、ここに車を停め、精神安定剤を飲んでルームミラーに消えていく自分の後ろ姿を見つめる…。おそるべきスピードで壊れていく男が、胸苦しいほどリ...
再読 まあまあ。 作品の紹介 コンクリートの壁に囲まれた渋滞の名所、箱崎ジャンクション。パニック性障害を隠しながら勤務するタクシードライバーは、ここに車を停め、精神安定剤を飲んでルームミラーに消えていく自分の後ろ姿を見つめる…。おそるべきスピードで壊れていく男が、胸苦しいほどリアルに描かれる。藤沢周の最高傑作。
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週刊ブックレビューで司会をつとめる著者。「一作品読んでみるか」と思って取り寄せたけど、まったく面白くなく…。手放す、バイバイ。
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タイトルがすでにその筋の人にはたまらないのかもしれませんが、この本は「鉄塔武蔵野線」が鉄塔小説であるように、ジャンクション小説・・・ではありません。悪しからず。 妻と別居し、前職への未練も払拭できないままタクシー運転手となったがパニック障害に時折襲われる男が主人公の小説。若...
タイトルがすでにその筋の人にはたまらないのかもしれませんが、この本は「鉄塔武蔵野線」が鉄塔小説であるように、ジャンクション小説・・・ではありません。悪しからず。 妻と別居し、前職への未練も払拭できないままタクシー運転手となったがパニック障害に時折襲われる男が主人公の小説。若干乾いた感じの文体。 勤務開始してすぐ、渋滞の箱崎JCTへと向かう主人公の行動。その異質さがこの小説の匂いを表していると思うのですが、実に乾いて虚しくて面白い作品です。ハードボイルド風かと思いきや、そうでもない。 妻への未練、仕事への未練、人生への未練。孤独な30代男性の心象風景描写を、孤独なタクシー車内を使って見事に書き上げていると思います。 これ以上のストーリー紹介は敢えて省きますが、今書いたような事柄が嫌いじゃない人にはおすすめ。万人向けとは言えないと思うので星は3つにしましたが、この虚しさは身につまされるものもあって、大変面白く、大変哀しいもなりつつ読みました。
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自分の世界で書きすぎてるかなぁ。 どうものめり込めない。 むしろ客観的にしか見ることの出来ない作品なのかもしれない。 ただ、誰もが主人公のように中途半端に生きてしまってるのかも。 そう考えると、誰もがこういう風になりうるんだなぁと。 ある意味、怖いけどね。
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くどくどと同じようなことをいつまでも言っていて、実に退屈。 自分の行いを棚に上げて、別れようとしている妻に恋人ができたことに執着する自分勝手な男目線にもうんざり。 余りに面白くないので、半分からは流し読み。 つか、勤務中は仕事しろよ、室田さん(苦笑)
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男の人が書く文章だなぁという感じ。言い回しが遠かったり、独特なので少し読みづらい。誰も死んだりしないし、直接的な暴力は描写されてないけれど、なんだか破滅的なタクシードライバーのお話。 17.Oct.07
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