紅蓮のくちづけ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
歌舞伎原作ということで、BLというよりも稔友の契りを結んだある意味純愛もの。 よくある時代物BLとは一線を画してます。 BLにリアリティを求めるのもあれですが、当時の社会背景を考えると、このふたりの結末にも納得がいきます。 とはいえ、せつないですけどねぇ……。 高月まつりさんの「君と緋色の恋を抱き」みたいなお話が好きな方には、おすすめですが、心中死ネタNGの方には激しく地雷。 最期の描写がわりと生々しいのと、攻の妹の気丈さが相俟って、なんともいえない涙を誘います。 二度読みする勇気がちょっとない。
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若侍×小姓の生涯一度の恋。 あの時代、実際にこういう思いをしたカップルは沢山いるのではないかと考えたりもするのですが、そこを割り切っていかねばならないのが武士の世界というものなんでしょうね… 憐れというよりは潔く美しい最期。 でもやっぱり残る一抹の淋しさを、おきくさんの気丈さが...
若侍×小姓の生涯一度の恋。 あの時代、実際にこういう思いをしたカップルは沢山いるのではないかと考えたりもするのですが、そこを割り切っていかねばならないのが武士の世界というものなんでしょうね… 憐れというよりは潔く美しい最期。 でもやっぱり残る一抹の淋しさを、おきくさんの気丈さが中和してくれました。 出来れば長編で、もっとガッツリ読みたかった。
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県立図書館 2009/3/12 歌舞伎? とりあえずハッピーエンド。 う〜ん しばらく、ボーイズラブが続きそう
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私が歌舞伎の演目に詳しい人であったなら、正直買わなかったかも・・・・。だって、私はBL本にこんな結末は期待しませんから!こういうラストに出会ったのは二度目です。一度目はめちゃめちゃ読後ヘコんだよなあ、と当時を思い出しました。深山さんの作品はどれも好きだったので新書版の今作も購入し...
私が歌舞伎の演目に詳しい人であったなら、正直買わなかったかも・・・・。だって、私はBL本にこんな結末は期待しませんから!こういうラストに出会ったのは二度目です。一度目はめちゃめちゃ読後ヘコんだよなあ、と当時を思い出しました。深山さんの作品はどれも好きだったので新書版の今作も購入したのですが、これは原案ありきのBLなので仕方がないのですね。
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