親鸞の不在証明 の商品レビュー
古い因習に縛られる地方の旧家に起こる連続殺人の惨劇を蓮如上人(本願寺8代目宗主)が解決するという、横溝正史かと言いたくなる内容。 内容を知らずにタイトルだけで購入した言わばジャケ買いで、読んでやっぱり後悔した。親鸞も本願寺も蓮如も何の関係もない。それこそ金田一耕助が登場する話だっ...
古い因習に縛られる地方の旧家に起こる連続殺人の惨劇を蓮如上人(本願寺8代目宗主)が解決するという、横溝正史かと言いたくなる内容。 内容を知らずにタイトルだけで購入した言わばジャケ買いで、読んでやっぱり後悔した。親鸞も本願寺も蓮如も何の関係もない。それこそ金田一耕助が登場する話だった。 風景や人物の描写力が弱く、ラストシーンの衝撃に至る設定の面白さを消してしまっているのが残念だった。
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http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2009/12/post-da77.html
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単なる時代ミステリかと思いきや、ちゃんと『邪馬台国はどこですか?』に連なる歴史謎解きを披露してくれる。9割が前振りだけど。
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3冊も読んでおいて何だが、この著者の作品は私に合わないようです。 最後まで物語に入り込めなかった。
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親鸞の弟子の蓮如が奇妙な風習の村の旧家で起きた謎の殺人事件を解決するお話。 これまで鯨さんの著作は20冊ほど読んでますが、濡れ場のあったものは初めてです。こういうのも書くのだなぁ。。。と思いながら、表題の不在証明がいつになったら明かされるのかやきもきしながら読んでいると、事件の謎...
親鸞の弟子の蓮如が奇妙な風習の村の旧家で起きた謎の殺人事件を解決するお話。 これまで鯨さんの著作は20冊ほど読んでますが、濡れ場のあったものは初めてです。こういうのも書くのだなぁ。。。と思いながら、表題の不在証明がいつになったら明かされるのかやきもきしながら読んでいると、事件の謎解きが終わって、ようやく最終章で、親鸞が実在の人物でなかったという、著者お得意のユニークな歴史解釈というか辻褄あわせが披露されるという、なんとも凝りに凝っていた。巧み小説てとみるか、凝り過ぎとみるか、評価の分かれるところかなぁ。。。 歴史の謎を求め旅する六郎太と静ということで、証明する人が六郎太にで、前作もあるようなんですが、それを読んでいないせいか、本作品の中で、彼らの存在感がほとんど感じられなかったのも減点要因。 2007/1/18
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