出られない五人 の商品レビュー
出られない五人とは、アール柱野のためにバー「ざばずば」に集った五人なのだろうが・・・ でも出られない人が後に一人増える。 出られない理由はそれぞれだが、どれも絶対に出られないというものではない。 これはどたばた喜劇と言って良いかも。
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それぞれの登場人物の思惑が交錯してストーリが展開するのですが、何か1つ1つの線に重みがない。。。かといって、テンポ良い感じでもない。。。 それほど悪い話でもなかった気がするのですが、物足りない感じが残る作品でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
死んだ小説家・アール柱野の追悼のために集まった5人だったけれど、それぞれに訳ありで・・・ 展開が2転3転して、それぞれに意外性があるのだけれど 最終的に「そっち?!」という所で終了した。でも後味が悪くなくて良かったかな。
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奇妙な雰囲気のミステリ。これもある意味「クローズドサークル」なのかも。純然たる犯人探しではないけど、湧いてくる謎が魅力的。 それぞれの「出られない事情」がなんとも……呆れるやら笑えるやら。ついてない人たちですねまったく。でも終わりよければすべてよし、なのでしょうか。
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ある作家を偲ぶ会のため、地下のBarに集まった五人。そこで見つかる死体。すぐに警察を呼びたいところだが、5人にはそれぞれ出られない理由があって…。 この作者の第一作。オチが微妙だった覚えがある。★二つ。
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表紙の字体とガチャポンにひかれて購入 読みやすいけど微妙でした>< 読み終えた後 「・・で?」と言いたくなったとかならなかったとか H21.6.26読了
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コミカルな描写に安心して読みすすめていたら、 度肝を抜かれた。 なんとも奇妙なひとびとと死体。 ・・・怖すぎる。
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会話のテンポ、状況の面白さ、キャラの立ち具合などなど、かなりユーモラスで面白い。 面白いのだが……なんとなくユーモアがしっかりと機能していない印象。展開がとても重たいんだよなぁ。 ラストの真相も、意外性はあるのだけどここまできてそこまで毒を効かせるのか、という感じでびっくりした。...
会話のテンポ、状況の面白さ、キャラの立ち具合などなど、かなりユーモラスで面白い。 面白いのだが……なんとなくユーモアがしっかりと機能していない印象。展開がとても重たいんだよなぁ。 ラストの真相も、意外性はあるのだけどここまできてそこまで毒を効かせるのか、という感じでびっくりした。
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新人初長編、という割には良く出来ていたように思う。 先を読ませない展開にはただひたすら脱帽。 ラストまで読んでようやくすべての謎が解ける、という展開も好ましい。 けれど、微妙にちょっとだけ、咽喉に骨が刺さる程度だけど、説明の足りない部分があるのが惜しい。 出られない「五人」とい...
新人初長編、という割には良く出来ていたように思う。 先を読ませない展開にはただひたすら脱帽。 ラストまで読んでようやくすべての謎が解ける、という展開も好ましい。 けれど、微妙にちょっとだけ、咽喉に骨が刺さる程度だけど、説明の足りない部分があるのが惜しい。 出られない「五人」というのはそういう意味なのかな、とラストの1文を読んで思った。
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買うときはジャケから「出られない玉人」だと思っていました。玉人ってなんだよ、と。 で、本編。地下の密室から出るに出られなくなってしまった5人をそれぞれの視点から描写する。そして本当の真相がわかるのは、5人すべての視点を読んだ読者のみという趣向。なかなかストーリーテリングの上手い作...
買うときはジャケから「出られない玉人」だと思っていました。玉人ってなんだよ、と。 で、本編。地下の密室から出るに出られなくなってしまった5人をそれぞれの視点から描写する。そして本当の真相がわかるのは、5人すべての視点を読んだ読者のみという趣向。なかなかストーリーテリングの上手い作家なので、視点を書き分けて謎を解くというパターンは非常にはまっていると思います。
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