いのちの授業 の商品レビュー

日野原重明【著】

2016/09/19

この人は本当に、生きる伝説だよね。

命とは自分が使える時間のこと。時間をどう使うかは、自分の命をどう使っているかということ。
自分に与えられた時間は有限なんだ。

未来の時間はあらゆる可能性を内包している。

命は時間だから、身体が無くては目に見えない。

C.W.エリオット
　他の人についていつも配慮できるよう習慣づけられた青年になりなさい。

知識は引き継いで発展させることができる。
知恵はそのまま引き継げない。誰でも、いつも一から人生を学ばなければならない。

ソクラテス
プラトン
アリストテレス
キリスト
孔子
仏陀

発達課題
人生を区切って、そのときどきにどうあるべきかを考えるのは、人生を“よく生きる”ためにとても大事なことです。

アリストテレス　習慣
日々繰り返す行動が習慣であり、意識しなくても自動的行えるくらい習慣化されたことが、その人の性質になる。

2015/07/13

殺してはならない、ではなくて嫌いな相手をもゆるすということができる人。そんな人になってほしい。
人生において不安なときは、年上の人の言葉や書物に救われることが多い。

2014/02/22

「いのちとは君たちが使える時間」

自分の時間をどう使っているの？
10歳の子ども　1日の時間をほとんど自分に使っている。
二十歳になった時、もう一度、自分はどんなことに時間を使っているかと考えてみると約束してください。

「長生きすると人のために使う時間が増える」

人生の失敗は長生きをしてあがなえばいいのです。

「いのちのことは10歳の子どもにはわかります」

8歳ではまだ早いし、10歳を越えると反抗的な気持ちになり、素直に人の話を聞くことが出来なくなる。

2013/10/30

「えんま様がいなくても、自分の時間がいのちなのだと考えて、自分のなすべきことを自分で設計することが、生きかた上手ということです。それは上手に死ぬための準備にもなります。」
この言葉にすべて集約されているように思う。誰でも、何歳からでも、日野原先生の授業を受けて学べる。この本を読んで良かった。