わたしのカラス研究 の商品レビュー
東京に多いハシブトガラス。ゴミを荒らすので嫌われるけれど、ハシブトガラスが東京に増えたのは、人間のゴミの分別マナーが悪いのでゴミ袋を黒い中身が見えないものから半透明にかえてからだという。視覚で欲しい餌を見つけるカラスにとっては中身が見える袋は便利で魅惑的だったと。ということは人間...
東京に多いハシブトガラス。ゴミを荒らすので嫌われるけれど、ハシブトガラスが東京に増えたのは、人間のゴミの分別マナーが悪いのでゴミ袋を黒い中身が見えないものから半透明にかえてからだという。視覚で欲しい餌を見つけるカラスにとっては中身が見える袋は便利で魅惑的だったと。ということは人間のマナーの悪さがハシブトガラスを惹きつけていることになる。 ハシブトガラスのは外巣材として針金ハンガーを好んで使うのは、枝よりも木から落ちにくくて巣を作り始めるのに便利だから。でも最近クリーニング屋さんでもらうのはもっぱらプラスティックハンガーになってしまったからカラスはガッカリしているかも。近所のカラスの巣はまだ針金ハンガーをたくさん使っていたから、どこかの物干しで使っている家があったのだろう。 ハシブトガラスがどんな時に人を攻撃するかも、興味深かった。目をあわせるとガンをつけていると思うのはカラスも同じなんだ。でも一度公園の側の道を歩いていて、わたしも後ろから蹴りをいれられたことがあるけど、目を合わせた覚えはないんだけどな。 車にクルミをひかせるハシボソガラスは天才だけど、それほど文化は広がらなかったようだ。空から落として割るのはあちこちで見られる。わたしも見たことがある。
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身近過ぎて、ほとんど研究されてこなかったカラス。 観察をしてみると、いろんなことがわかってきた❗ カラスについて知ることも楽しいし、研究について知ることも楽しい。
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私の住んでるところでは、夕方4時、「夕焼け小焼け」(♪カラスと一緒に帰りましょう)の曲が流れます(^-^) カラスは今は嫌いな鳥の第1位だそうですが、長い歴史の中ではそうではなかったんでしょうね。清少納言の「枕草子」にも登場します。「秋は夕暮れ。夕日のさして山の端いと近うなりたる...
私の住んでるところでは、夕方4時、「夕焼け小焼け」(♪カラスと一緒に帰りましょう)の曲が流れます(^-^) カラスは今は嫌いな鳥の第1位だそうですが、長い歴史の中ではそうではなかったんでしょうね。清少納言の「枕草子」にも登場します。「秋は夕暮れ。夕日のさして山の端いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛びいそぐさえあはれなり。」と(^-^)
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テレビ番組を作っている著者が、都内で問題になってきたカラスを番組で取り上げ、その取材の中からわかった事を本にまとめてある。研究者と違ってデータの少なさは否めないが、素人が調べるってこういうレベルですし、当時、その専門家がいなかったようなのです。
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