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セーラー服と機関銃・その後 改版 の商品レビュー

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14件のお客様レビュー

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ベストセラーの続篇。…

ベストセラーの続篇。卒業を目前に控え、平穏な生活を望む星泉。しかし周囲がそれを許さず―。

文庫OFF

前作「セーラ服と機関…

前作「セーラ服と機関銃」の後日談。赤川次郎は続編を書くつもりがあったのだろうか。

文庫OFF

2023/04/16

冒頭で智生(取り巻き3人衆のひとり)が、「現代の劇は、セリフのテンポで運んで行かなくちゃ」などと言っているが、まさにこの小説もそんな感じ。 ずいぶん久しぶりに赤川次郎の小説を読み直しているんだけれど、その会話テンポの懐かしさと、意外と?殺伐な世界観(結構、人も死ぬし)に「これこれ...

冒頭で智生(取り巻き3人衆のひとり)が、「現代の劇は、セリフのテンポで運んで行かなくちゃ」などと言っているが、まさにこの小説もそんな感じ。 ずいぶん久しぶりに赤川次郎の小説を読み直しているんだけれど、その会話テンポの懐かしさと、意外と?殺伐な世界観(結構、人も死ぬし)に「これこれ」となっている。

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2022/10/13

主人公は、前作の「セーラー服と機関銃」で女子高生でありながら、ヤクザの組長になった星泉‥今作ではその1年後、18歳になった星泉に新たな試練が降りかかる‥。やっぱり読んでいて設定に無理があるとは感じるけれど、次々と起こる事件で頭の中も忙しかったです。ともあれ、卒業おめでとう(笑)。

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2022/06/22

セーラー服と機関銃その後 高校3年生の星泉 日高組は解散したけど、マシンガンを持った組長は健在でした。 ヤクザや警察が滅茶苦茶でしたが、これも、赤川次郎さんの世界観。 大切なのは、なにかするべきがことがあることだ、、 するべきことがあって、そうすることができるのが、本当に幸せな...

セーラー服と機関銃その後 高校3年生の星泉 日高組は解散したけど、マシンガンを持った組長は健在でした。 ヤクザや警察が滅茶苦茶でしたが、これも、赤川次郎さんの世界観。 大切なのは、なにかするべきがことがあることだ、、 するべきことがあって、そうすることができるのが、本当に幸せなことである 地上げが社会問題で、携帯電話さえない時代。 その時代を生きたものとしては、懐かしい時代。

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2018/03/18

安定の面白さ。 セーラー服と機関銃シリーズを読んだ記憶がないから、今度手に取ろうと思った。 ーーー 山間の村に単身赴任していた柳沢は、8年ぶりに東京の我が家へ帰ることに。家族との再会を楽しみにしながら列車に乗ったーーが、なぜか女子高生・佐知子が付いてきた! 柳沢に淡い恋心を抱く彼...

安定の面白さ。 セーラー服と機関銃シリーズを読んだ記憶がないから、今度手に取ろうと思った。 ーーー 山間の村に単身赴任していた柳沢は、8年ぶりに東京の我が家へ帰ることに。家族との再会を楽しみにしながら列車に乗ったーーが、なぜか女子高生・佐知子が付いてきた! 柳沢に淡い恋心を抱く彼女にとっては「駆け落ち」らしいが、放っておくわけにもいかない。しぶしぶ一緒に東京を目指すが、道中はさらなる厄介な”追跡者”も現れトラブル続出。はたして、柳沢は家にたどり着けるのか。男女の想いが交錯する、おかしくてちょっと切ないロード・ノベル。

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2016/01/17

内容紹介 永遠の大ベストセラー『セーラー服と機関銃』の続編登場! 18歳、高校三年生になった星泉。卒業を目前にして、できるだけ平穏な生活を送りたいと願っているが、周囲がそれを許してくれない。地上げ屋に苦しむ町との抗争に巻き込まれ、泉は再び機関銃を手に立ち上がる!? 内容(「BO...

内容紹介 永遠の大ベストセラー『セーラー服と機関銃』の続編登場! 18歳、高校三年生になった星泉。卒業を目前にして、できるだけ平穏な生活を送りたいと願っているが、周囲がそれを許してくれない。地上げ屋に苦しむ町との抗争に巻き込まれ、泉は再び機関銃を手に立ち上がる!? 内容(「BOOK」データベースより) 18歳、高校三年生になった星泉。高校卒業を間近に控え、できるだけ普通の女子高生として生活したいと願っているが、周囲がそれを許してくれない。星泉の名をかたる「偽者」が現れたり、強引な地上げに苦しむ町から「町を救ってほしい」と頼まれたり…。スーパーヒロイン・星泉の成長と、セーラー服からの「卒業」を描く、大ベストセラー『セーラー服と機関銃』の続編。

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2013/07/11

一気に読了。 先日セーラー服と機関銃を読んだので、忘れないうちに続きを。 高校3年になっても、色恋はさらっと。死もさらっと。だけど、味がないわけじゃない。 そして爽やかな読後感。 赤川次郎の肩のこらないミステリは、やっぱり好き。

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2011/10/22

ヤクザ同士の麻薬がらみの抗争を題材にした前作に対し、 今作は、地上げがらみの利権争いを題材にしている点で、 バブルの頃の作品だなぁ~っと…(笑) ただ、その分、プレーヤーも増え、複雑な関係となっており、 また、前作で目高組が解散している設定の中では、 ライト・ミステリ...

ヤクザ同士の麻薬がらみの抗争を題材にした前作に対し、 今作は、地上げがらみの利権争いを題材にしている点で、 バブルの頃の作品だなぁ~っと…(笑) ただ、その分、プレーヤーも増え、複雑な関係となっており、 また、前作で目高組が解散している設定の中では、 ライト・ミステリーレベルでは、お話に無理も多かったです…。 『セーラー服と…』をシリーズ化しなかったこと、 今作で、星泉の卒業によって『セーラー服と…』を完結させたこと、 それは、正解だったと思います。

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2011/08/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

セーラー服と機関銃の続編というものの,セーラー服と機関銃より先に読んでしまいました。 赤川次郎は映画好きのため,作品が映画の台本のようだということが分かりました。 どんどん映画にしましょう。 本作品では,少女が何人も亡くなっているのは悲しいし, 赤川次郎の理想の女性像が浮かび上がっています。 透明感のある女性を書く時には,赤川次郎は,映画の原作として逸品だと思います。

Posted byブクログ