2大政党制は何をもたらすか の商品レビュー
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[ 内容 ] 様々な問題を抱えながらも、日本は2大政党制への道を進みつつある。 緩やかではあるが確実なその流れは、私たち国民にどんな影響をもたらすのか―。 日本の政治体制の変遷や海外各国の状況をもとに、2大政党制のメリットと課題を検証。 理想的な形で機能させるために政党が、メディアが、そして国民がどのように行動すればよいかを考察していく。 まさに将来へのターニングポイントにある今、必読の書。 [ 目次 ] 第1章 日本は今、なぜ「2大政党制」に向かいつつあるのか(「2大政党制」とは何か;現在の日本の政治体制は何制なのか ほか) 第2章 「2大政党制」になると、日本はどう変わっていくのか(私たち国民の投票行動だけで政権交代を実現できるようになる;政策は大筋で似てくるため、差別化が図りにくくなる ほか) 第3章 現在の自民党と民主党で「2大政党制」は実現するのか(「小選挙区制」実施以来4回の総選挙で、流れはこう変わってきた;「小選挙区制」になってはっきり見えた、集票組織の弱体化 ほか) 第4章 私たち日本国民はどう考え、どう行動すべきか(「2大政党制」時代に求められるリーダーとは、どのような人物か;「2大政党制」時代の政党が果たすべき役割とはどのようなものか ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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印象に残ったのは引用されている谷垣禎一氏の言葉だ。「政治家というのは選挙区のプライベートな要求を、いかにパブリックに濾過していくか、これに日々苦しんでいる」(p.143) そうなのか。サラリーマンと似たところがあるんだな、と感じた次第。読者私はサラリーマンで内勤のスタッフだ...
印象に残ったのは引用されている谷垣禎一氏の言葉だ。「政治家というのは選挙区のプライベートな要求を、いかにパブリックに濾過していくか、これに日々苦しんでいる」(p.143) そうなのか。サラリーマンと似たところがあるんだな、と感じた次第。読者私はサラリーマンで内勤のスタッフだ。対象範囲の大きさは違うけれども、同じところもある。 ある範囲で関係者、当事者の言葉を聞いて、それを編んで一つのシナリオにする。そういうところがある。
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