恋いちもんめ の商品レビュー
水茶屋の娘、お初と、青物屋の息子、栄蔵の恋物語。栄蔵の幼馴染みのおふじさんというライバルも出てくる。お初の家族とか茶汲み娘たちとか、父親の友達とか色んな人物が登場してくるが皆が完璧じゃないのがいい。そう。人間ていろんな側面がある。いい所も悪い所も。だから今日は仲良しなのに明日は喧...
水茶屋の娘、お初と、青物屋の息子、栄蔵の恋物語。栄蔵の幼馴染みのおふじさんというライバルも出てくる。お初の家族とか茶汲み娘たちとか、父親の友達とか色んな人物が登場してくるが皆が完璧じゃないのがいい。そう。人間ていろんな側面がある。いい所も悪い所も。だから今日は仲良しなのに明日は喧嘩したり。そんな日々のリアルな人間模様が描かれていて、読んでいても感動したり歯がゆかったりイライラしたりして、はー疲れた。
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お初は、両国広小路の水茶屋「明石屋」の娘で、母親のお久は、お初の一つ違いの兄・政吉を溺愛している。 政吉は、甘やかされて育った為、我儘で、お初にとって、実家は、居心地の良い場所ではなかった。 そんなある日、お初の前に、前触れもなく現れた若い男は、青物屋の跡取り息子で、栄蔵と名乗...
お初は、両国広小路の水茶屋「明石屋」の娘で、母親のお久は、お初の一つ違いの兄・政吉を溺愛している。 政吉は、甘やかされて育った為、我儘で、お初にとって、実家は、居心地の良い場所ではなかった。 そんなある日、お初の前に、前触れもなく現れた若い男は、青物屋の跡取り息子で、栄蔵と名乗った。 お初の見合い相手であった。 二人は、戸惑いながらも、徐々に惹かれ合うが、ある事件がきっかけで、離れ離れになってしまう。 江戸情緒たっぷりで、読み応えがあった。 再読だったけど、内容は、全然、覚えていなかった。
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江戸・両国広小路。年頃を迎えた水茶屋「明石屋」の 娘・お初の前に、何の前触れもなく現れた若い男。 彼女の見合い相手と身を明かす青物屋「八百清」の 跡取り息子・栄蔵に、お初が淡い恋心を抱き始めた 矢先、事件は起こった…。
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これも、ありかな珍しいなって思った 宇江佐真理自身に何かあったのかなって?勘ぐっちゃった。 おばちゃんだもの。
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宇江佐さんの中でもとても読み易い時代物。 とにかく肩が凝らない、「本休め」にはもってこいだと思う。 主人公お初の気の強さが好き。
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「お初ちゃんを手に入れるには、どうしたらいいのよ!」 という栄蔵の言葉がせつなくて、ぐっときました。
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宇江佐 真理さんの描く長屋の主人公は、生活感あふれていて大好きです 家業とはいえ、お茶屋の娘をするのが、性格的にあわないみたいです 恋心が芽生えたばかりなので、ドライなのかとも思ったのですが しっかりとした性格が邪魔するのですかね 最後までヒヤヒヤ
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う〜〜ん、幼い恋が時間をかけてはぐくまれていく、というお話自体は楽しかったんだけど・・。登場人物たちが何を考えて描かれているような行動をとっているのか、つかめない。キャラの設定が安易すぎると思う。ちょっと時間が経つと、それぞれのキャラの性格ががらっと変わってるんだもの。すごく違和...
う〜〜ん、幼い恋が時間をかけてはぐくまれていく、というお話自体は楽しかったんだけど・・。登場人物たちが何を考えて描かれているような行動をとっているのか、つかめない。キャラの設定が安易すぎると思う。ちょっと時間が経つと、それぞれのキャラの性格ががらっと変わってるんだもの。すごく違和感がありました。宇江佐 真理さん、好きなんだけどな。
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平凡そうな出だしですが、中盤以降いろいろな事件が起きておもしろい。宇江佐真理は時代ものが苦手な人にはいい。とにかく読みやすいしおもしろい。ただし本格的な時代ものが好きな人にはかなり物足りない、というか、ゆるいかも。ところでこちらの話の主人公のお相手栄蔵はだいじょぶなんかな〜〜と心...
平凡そうな出だしですが、中盤以降いろいろな事件が起きておもしろい。宇江佐真理は時代ものが苦手な人にはいい。とにかく読みやすいしおもしろい。ただし本格的な時代ものが好きな人にはかなり物足りない、というか、ゆるいかも。ところでこちらの話の主人公のお相手栄蔵はだいじょぶなんかな〜〜と心配になりました。なにがと言うとネタばらしになるので言えませんが、なんかこういう男って、、心配(笑)。
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幼い男女の出会いがあり時間を経て葛藤があり、別れの危機があり、そして結ばれる、ありきたりな展開だけど、心温まる作品でしたね。
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