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ラビリンス(上) の商品レビュー

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13件のお客様レビュー

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ふたりの生き方!!

アリスとアレース……800年の時を超えて、指輪と迷路をめぐる謎に巻き込まれたふたりの女性。歴史ミステリとしての面白さに加え、護るべきもののために戦うふたりの生き方が、物語の魅力を増しています。

marie

2023/01/19

アルビジョワ十字軍勃発の1209年と、2005年のピレネー山麓の発掘場面が錯綜。秘密結社的なヒト達も絡み、どーなるの? 先週までハマってたアリエノール・ダキテーヌのすぐ次の時代。舞台は南フランスだし、何かの縁つづきがある…はず。でも上巻では取り敢えず、フィリップ尊厳王もジョン王...

アルビジョワ十字軍勃発の1209年と、2005年のピレネー山麓の発掘場面が錯綜。秘密結社的なヒト達も絡み、どーなるの? 先週までハマってたアリエノール・ダキテーヌのすぐ次の時代。舞台は南フランスだし、何かの縁つづきがある…はず。でも上巻では取り敢えず、フィリップ尊厳王もジョン王も出てこない…。

Posted byブクログ

2020/08/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

十字軍派遣時代の中世フランスと同じ場所の現代、2つの時代に生きるアリス(アレース)を主人公とする、とある秘密組織で守り継がれている3冊の書物、迷路の刻印された指輪をめぐる冒険SFミステリ(ミステリ色弱し)。 アリスもアレースもよく言えば精神的に自立した、悪く言えば自分勝手で軽率な言動が目立つ女性。 話をややこしくしているのはお前だぁと言いたくなりながらも、飲み込まれそうになるきな臭い荒波を避けながら運命に導かれるがごとく迷路の謎を迫っていく2人から目が離せない。 中世と現代、どこでこの物語は交わるのだろう。 下巻へつづく。

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2019/08/29

宗教の異端狩りが題材で、それは好みなんだけれど、ごちゃごちゃしている状況があまりにも分かりにくい。縺れ合う各々の思惑が、それぞれの視点から語られていくけれどそれにいまいち魅力がない。 風景の説明がくどくて、頭に入ってこなかった。 せっかく上巻まで読み終わったので、頑張って下巻を読...

宗教の異端狩りが題材で、それは好みなんだけれど、ごちゃごちゃしている状況があまりにも分かりにくい。縺れ合う各々の思惑が、それぞれの視点から語られていくけれどそれにいまいち魅力がない。 風景の説明がくどくて、頭に入ってこなかった。 せっかく上巻まで読み終わったので、頑張って下巻を読もうと思います。

Posted byブクログ

2015/04/14

現在と前世の切り替わりが激しすぎて疲れる。 主人公も含めてイライラするキャラばかりで半分位まで読んだとこでギブアップ。

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2012/01/15

楽しく読めるけれど、登場人物が型どおりで、なんだか読んだことがあるような筋。 ハリウッド映画の原作になりそうな。「インディー・ジョーンズ」的な。

Posted byブクログ

2012/05/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

時の教皇インノケンティウス3世の命により、フランスのアルビジョワ地方に十字軍を派遣し、カタリ派とよばれる異端を討った。これが、私が高校で習ったアルビジョワ十字軍の全部だった。 そんなアルビジョワ十字軍を題材にしている小説とあって、どんなものか興味をもって読んでみた。 ストーリーは、「現在」の主人公と、もう一人の視点、「過去」の主人公の視点を中心に展開しており、そこも魅力のひとつだった。 「現在」の主人公アリス・タナーは友人の発掘作業を手伝っているときに洞窟を発見し、その中にあった指輪等を見てしまったことから事件に巻き込まれていく。 一方で、「過去」の主人公アレースは父が若かりしころにした誓いを聞き、事件に巻き込まれていく。

Posted byブクログ

2010/04/26

現代で発掘に参加したアリスと、中世の十字軍の時代を生きたアレース。 時代を超えて、二人の女性の共感がさししめすものは…? 異端審問が始まる頃、異端を寛容に待遇していたフランス南部はキリスト教徒の中で孤立して、襲われようとしていた‥ 現代と中世フランスの女性二人の視点で、交互に描か...

現代で発掘に参加したアリスと、中世の十字軍の時代を生きたアレース。 時代を超えて、二人の女性の共感がさししめすものは…? 異端審問が始まる頃、異端を寛容に待遇していたフランス南部はキリスト教徒の中で孤立して、襲われようとしていた‥ 現代と中世フランスの女性二人の視点で、交互に描かれます。 現代の女性・アリス。 フランスへ遺産を受け取りに来て、近くの土地でたまたま友人が参加している発掘にボランティアとして加わったのですが… 何かに導かれるように、一人で大発見をしてしまいます。 岩の崩れた後に現れた洞窟の中には、祭壇と謎めいた遺体があったのです。 アリスは何者かに狙われ、友人も行方不明に…?! 一方、中世の十字軍の時代を生きた女性・アレース。 大貴族に仕える城代の娘で、こっそり城を抜け出して川辺で一人になるのが好きでしたが、新婚の夫との間には溝が生まれつつありました。 時代を超えて、二人の女性の共感がさししめすものは…? 過去の様子が現代以上にありありと描かれていて、迫力があります。「大聖堂」を思い出すような筆致でした。

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2009/10/04

13世紀と現代を結ぶ聖杯伝説を盛り込んだストーリー。 上巻と下巻を読むのに時間が空いてしまったので、少しトーンダウンした読書になってしまったが、まあまあ楽しめました。 何でも超常現象的に都合よく物語が進行しちゃうとことか、あからさまに輪廻転生している登場人物たちには、もう少しひね...

13世紀と現代を結ぶ聖杯伝説を盛り込んだストーリー。 上巻と下巻を読むのに時間が空いてしまったので、少しトーンダウンした読書になってしまったが、まあまあ楽しめました。 何でも超常現象的に都合よく物語が進行しちゃうとことか、あからさまに輪廻転生している登場人物たちには、もう少しひねりがあっても良かったですけどね。

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2009/10/04

フランス好きな私は結構楽しめました。時代が交錯するし、途中よくわからない所もあったけど、ストーリーや風景描写が素敵でハマってしまいました。

Posted byブクログ