コミック 文体練習 の商品レビュー
確か、トヨザキ書評集からだったかな。他でも勧められていたかも。本家たる『文体練習』は読んでいないのに、って感じだけど、純粋に本作だけでも論旨は理解できる。マンガ化されている分、理解し易いっていう面もあるのかも。ただ、色んな表現方法があるんだな、ってのは感心するんだけど、結局、最終...
確か、トヨザキ書評集からだったかな。他でも勧められていたかも。本家たる『文体練習』は読んでいないのに、って感じだけど、純粋に本作だけでも論旨は理解できる。マンガ化されている分、理解し易いっていう面もあるのかも。ただ、色んな表現方法があるんだな、ってのは感心するんだけど、結局、最終的にどの方法を使うかってのは、作者のセンスなんだな。本作は、純粋にバカバカしさを楽しんだ方がよさそうな作品だと思った。
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あるシチュエーションを99通りの方法で書いたフランスの実験小説「文体練習」にインスパイアされた実験マンガ。見開き1テーマでどこからでも読める。「新聞マンガ風」「回想風」「水平のコマ割で」「日本マンガ風」「実写で」…など、律儀に99種類のバリエーションが達成されている。気が向いた時...
あるシチュエーションを99通りの方法で書いたフランスの実験小説「文体練習」にインスパイアされた実験マンガ。見開き1テーマでどこからでも読める。「新聞マンガ風」「回想風」「水平のコマ割で」「日本マンガ風」「実写で」…など、律儀に99種類のバリエーションが達成されている。気が向いた時にパラパラ見て、「こんなマンガあるんだよ!」と友だちに話すのが正しい楽しみ方と思われる。(本多正徳)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
◆面白かった。一人でこんなに Style が作れるのは愉快。他の人にも広げたらどんなに多くの Style が生まれるだろう! ◆ムスコたちにも、こういうメタな感受性を持ってほしい。◆MANGA……こういうイメージなのか……。◆レーモン・クノーも読まなくては(笑)
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すごいです。おもしろいです。表現の可能性を追求しています。アイディアの出し方の見本市とでも言うのでしょうか。一つの事柄をあらゆる角度から検証してみる……他の分野でも応用できそうです。
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かなり昔に読んだレーモン・クノーの文体練習にインスパイアされて描いた分対練習の漫画版、元本みたいに、クスッとなるやつがたまに混ざってます。 というか、よくこんなマイナーな本のコミック版を作ろうと思い立ったなと思うのです。
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同じ手法の連続が繰り返しリピートされて何度も読まされた気分。しかし、面白いと思う方法も見つかった。帯にある通り、創作するためのアイデア、ヒントがあると思う。そのどれもが今では一般的だということをのぞけば、、、やはり、クリエイティブな方面で成功している人たちは、センスよく(時代にマ...
同じ手法の連続が繰り返しリピートされて何度も読まされた気分。しかし、面白いと思う方法も見つかった。帯にある通り、創作するためのアイデア、ヒントがあると思う。そのどれもが今では一般的だということをのぞけば、、、やはり、クリエイティブな方面で成功している人たちは、センスよく(時代にマッチした形で)クノーの手法を散りばめていることに気付かされる。もう!!そういうことか!!だったらこの本、有用ってことじゃないか!!まったく!!もう!!
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レイモン・クノーの『文体練習』にインスパイアされて描かれたコミック版。 これも、オリジナルと同じ形式をとって、ある一つのさりげない日常の中のシーンを、さまざまな表現法を用いて描いています。 文章版の方は、言葉遊びにも思える華麗な表現のバリエーションを楽しむことができました。 コ...
レイモン・クノーの『文体練習』にインスパイアされて描かれたコミック版。 これも、オリジナルと同じ形式をとって、ある一つのさりげない日常の中のシーンを、さまざまな表現法を用いて描いています。 文章版の方は、言葉遊びにも思える華麗な表現のバリエーションを楽しむことができました。 コミック版は、視覚的効果が大きいため、グラフィックとしてのインパクトの違いを楽しめます。 アメリカンコミック作家なので、日本コミックに慣れた目には少し勝手が違う所はありますが、視点の違い、描き方の違いなど、213パターンが紹介されており、飽きることなく読みました。 「マンガ」は、完全に日本の漫画を意識した描かれ方で、マンガ家ではないアメリカンコミック作家によって書かれているものが、なんだか違和感があっておもしろかったです。
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レーモン・クノーの『文体練習』のコミック版。クノーの方を読んでおく必要はないけれど、99のパターンの内のひとつはクノーのエピソードを合成したものなので、読んでいた方がより楽しめます。 漫画という表現の多様性と可能性の広さを考察する……と言うような真面目な本ではありません。そういう...
レーモン・クノーの『文体練習』のコミック版。クノーの方を読んでおく必要はないけれど、99のパターンの内のひとつはクノーのエピソードを合成したものなので、読んでいた方がより楽しめます。 漫画という表現の多様性と可能性の広さを考察する……と言うような真面目な本ではありません。そういう読みもできるでしょうが、むしろその場の思いつきで楽しみながら描いたような印象で、ユーモラスで軽い漫画表現カタログとして読む方が正解だと思います。
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敬愛するナグラさんが紹介していたので期待していたのだが、それほどでもなかった。 まず文体練習というタイトルが紛らわしい。”文体”練習ではなくて、”コミック”練習だよね。 パロディというのは元ネタを知らないと意味がないものだが、著者が異文化圏の人間だとそれのパロディ自体がなかなか...
敬愛するナグラさんが紹介していたので期待していたのだが、それほどでもなかった。 まず文体練習というタイトルが紛らわしい。”文体”練習ではなくて、”コミック”練習だよね。 パロディというのは元ネタを知らないと意味がないものだが、著者が異文化圏の人間だとそれのパロディ自体がなかなか理解しにくく、結果、”面白くなかった”という事になっちゃう。 パロディではなくて、根本的な違和感を使った作品などは面白かったんだけど。 そんなわけでちょっと残念な一冊でした。
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同じストーリーをひたすらいろんな作風で展開していくおバカな本。 曰く劇画風 曰く4コマ 曰く実写版 ・・・ ・・・ 買えとは言いませんが、バカにしにきてください。 [コミック?]
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