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父が愛したゾウのはな子 の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2012/01/11

昭和の動物園の裏側、というか、昔の展示動物の扱いを知れた。 やっぱり、せつない。 いっつもおもう。 はなこさんが今も生きてるなら、実際に会ってみたいなぁと思います。

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2010/07/30

なじ■ 絵本『かわいそうなぞう』のモデルになった花子の名を継ぐはな子さんと、親子2代で飼育係りになった山川さんとの心の触れ合いのお話。 色んな所で涙が出ました…

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2009/10/04

おそらく人から貰わなければ絶対に自分では買わないような本を懸賞で当てたので読んでみた。現在井の頭動物園にいるゾウの「はな子」の60年近くに及ぶ人生を、飼育員からの視点から見つめたエッセイ。はな子自身のことも去ることながら、第4章「セピア色の写真のなかで」や第6章「はな子の知らない...

おそらく人から貰わなければ絶対に自分では買わないような本を懸賞で当てたので読んでみた。現在井の頭動物園にいるゾウの「はな子」の60年近くに及ぶ人生を、飼育員からの視点から見つめたエッセイ。はな子自身のことも去ることながら、第4章「セピア色の写真のなかで」や第6章「はな子の知らないところで」など、飼育員であった著者のお父さんの仕事ぶりや、家庭での様子なども心に残った。  ゾウの話と言えば、上野動物園で戦時中に他の猛獣と一緒に殺された話しか知らないが、「一頭のゾウの波乱万丈な伝記」が読めたことで、ゾウ、というか動物園に対する思いが、少し変わったかもしれない。これまで2回くらい井の頭の動物園には言ったことあるが、動物の人生なんて考えながら見たこともなかったし、片目で見て通り過ぎるほどの関心しかなかった。でも、この本を読んだら、ぜひもう1度井の頭に行って人生の大先輩であるはな子を見てみたいと思うようになった。  本文には主な漢字には仮名もふってあり、小学生や中学生からでも十分に読めるので、親子で楽しめる1冊。特に動物(園)好きの小学生や中学生にはおすすめ。

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2011/07/17

はな子を最初に見たのは、幼稚園の遠足だったと思います。それから、数回会いました。動物園は好きでないので、あまり行かないし、彼女の過去はつらすぎるし、いつも1匹でさみしそうだしで、井の頭公園に行っても動物園には近づかなかったのです。はな子のことが、この本できちんとわかりました。飼育...

はな子を最初に見たのは、幼稚園の遠足だったと思います。それから、数回会いました。動物園は好きでないので、あまり行かないし、彼女の過去はつらすぎるし、いつも1匹でさみしそうだしで、井の頭公園に行っても動物園には近づかなかったのです。はな子のことが、この本できちんとわかりました。飼育員のご苦労には頭が下がります。象が体を揺らしているのは、1匹でいるストレスなんだとこの本で知りました。群れで暮らす動物なんですね。

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