ネコのダイエット の商品レビュー

村松友視【著】

2022/08/18

久しぶりに小説でも・・と思ったら。
エッセイだった。
「ケーキとの折合い」のプリンの話が、あ～！わかる。と叫びたくなるような感じだったので、思わず図書館で借りてしまった。

プリン。そういえば昔ながらの喫茶店だとたまに半球形のカバーに覆われてくることがあるよね・・とか、ぷっちんなやつの底のつまみを倒すのっていつ頃まで土曜の半ドン（昔は土曜の午前中は学校があった）のお楽しみだったかな・・とか余計なことを読みながら考えてしまう。
本書は三部構成で、「ＦＵＳＯ」2000年5月号～2006年3月号までの連載をまとめたものである。

表題の「ネコのダイエット」は、愛猫アブサンと仲良しだった外ネコのレオンについてのお話である。
本宅のＫ家の方針に沿って、ややふっくらしているレオンにあげるフードをダイエット用に変える（奥さんが（本当は村松さんかな？）キャットフードをあげない、という我慢ができないから）というちょっとした葛藤が描かれている。レオンがアブサンに少し似ているということもあるらしい。
どのエッセイも魅力的で、いちばんのお気に入りを決めることができない。

今は新刊本を売っていないようで、図書館で出会ってよかったなと思った。

2010/05/06

アブサンは有名だったので読んだこともある松村さんのエッセイ
いつもながら楽しませてもらった
スポーツに関しての後半のエッセイはけっこうこの人の偏った見方が
中心になっているものの、なるほどねって感じ
そのくらいの個人的な好みもいいんじゃないかと思う
やっぱり猫好きはネコのタイトルに弱いのである

2009/10/07

タイトルと表紙のネコの絵だけで選んでみたもののこれは・・・つっまんなかったーー。
読んでるうちに、延々と繰り言を聞かされてるような気になってきてうんざりしちゃいました。

2009/10/04

小説かと思いきや、軽快な語り口調で綴られるエッセイ集　食べ物・スポーツ・ネコの話・・・等盛りだくさんの内容で読者をあきさせない　１話が２,３ページに収められているのでパラ読みにも・・・ｗ