ボロ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いじめられている女の子が、ボロと名付けたのら犬と心休まる場所で過ごしながら心を通わせるお話です。 自分がいじめられていることは親にも言えず耐えているのに、ボロがいじめられている時にはいじめっ子に果敢に立ち向かいます。 自分で大切な時間と相手を見つける姿が素敵でした。 でもラストは救いがなく、悲しい終わり方です。 いじめっ子達にも、もっとガツンと痛い目に遭う展開があったらいいのになと思い、不満の残る読了感でした。
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授業づくりネットワーク現会長 石川晋先生のおすすめする本 ということもあり、入手して読む。 元旦早々、なんとも言えない重い感情で 胸がいっぱいになってしまいました。 いじめについて 犬との関わりについて 考えさせられる絵本でした
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いじめにあっている女の子が見つけた捨て犬「ボロ」。 ボロは保健所(たぶん)に連れて行かれてしまうけど、ボロと友達になったことで、強くなれたのかな?
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ちょっと長めです。 冒頭から女の子が授業が始まってもなお、なくなった “うわぐつ” を探すというショッキングな内容です。 意地悪なヒロ子、優しい主事のおじさん、汚い野良犬のボロ。 イジメ、不登校、体育館の裏の秘密の場所。 ひとりぼっちのみずほちゃんが、ひとりぼっちのボロと出...
ちょっと長めです。 冒頭から女の子が授業が始まってもなお、なくなった “うわぐつ” を探すというショッキングな内容です。 意地悪なヒロ子、優しい主事のおじさん、汚い野良犬のボロ。 イジメ、不登校、体育館の裏の秘密の場所。 ひとりぼっちのみずほちゃんが、ひとりぼっちのボロと出逢い、少しずつ強くなっていくさまを描いた絵本です。 とっても辛いお話にとっても哀しい結末。 涙声になるのを押さえながら、なんとか最後まで読みきった次第です。 「眠い。眠い。」と床についた子供でしたが、ひきこまれてしまったようで… 読み終えたあとに、ポツリと「これって、これ書いた人の本当の話しかいな。」と言ったほど。 それほど現実とリンクできるようないじめられっ子であるみずほちゃんの心の動きがよく描かれています。 何気なく、軽い気持ちで誰かに意地悪することってあると思います。 だけど、意地悪されたほうがどれだけ寂しく哀しく辛い思いをするのかを疑似体験できる本の1つではないかと思う。 重い一冊だと思います。 子供にも大人にも読んでもらいたい一冊でもあります。
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