19歳の叫び の商品レビュー
私と同じ学年で、画家を目指し、19歳で亡くなった男の子の詩集と画集です。 彼の事を全く知りませんでした。 同じ時代を過ごしてきたから、自分の過去と比べます。 ストイックに感じました。 でも、ストイックなのでしょうか。 彼も考えている事を共有する事は少なかったようです。 彼は徹...
私と同じ学年で、画家を目指し、19歳で亡くなった男の子の詩集と画集です。 彼の事を全く知りませんでした。 同じ時代を過ごしてきたから、自分の過去と比べます。 ストイックに感じました。 でも、ストイックなのでしょうか。 彼も考えている事を共有する事は少なかったようです。 彼は徹底的に自分と向き合っていました。 私は10代の時、自分と向き合う事はできませんでした。解決できない悩みで頭の中がいっぱいでした。 彼は考えて、それは何なのかを答えを必死に出していました。 精神の成長には必要なことなのかもしれないです。 同じ年齢とは思えない内容でした。 芸術家をされる方は洞察力、自分と向き合う力、表現力があると思います。 私は感度が低い為、絵だけでつかめません。 芸術家の方と話しますが、多くは語れません。 みがくくんも書いていましたが、「本」はその人と深い話ができます。みがくくんは「本に恋しなくちゃいけない。」と残しています。 素敵です。
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この本は19歳で交通事故によって亡くなった奥井理さんが生前に残した絵や詩が収録されています。未完成ですが、心に強く打ったかけるものがあって、彼の死は本当に惜しまれます。 奥井理(おくいみがく)という青年がいた。彼は札幌西高校を卒業後、美術系の大学に進学するために東京の美術予備校...
この本は19歳で交通事故によって亡くなった奥井理さんが生前に残した絵や詩が収録されています。未完成ですが、心に強く打ったかけるものがあって、彼の死は本当に惜しまれます。 奥井理(おくいみがく)という青年がいた。彼は札幌西高校を卒業後、美術系の大学に進学するために東京の美術予備校に通っていたが、ある日突然、交通事故に遭ってこの世を去った。享年19歳。生きていれば今年で34歳になる。前に彼について特集したテレビ番組を見ていた。北海道では彼についての特集番組が半年から1年おきに放送されるのだ。 彼のことを思いだしたのは本当に久しぶりだった。彼との「出会い」は高校生の頃で、高校の美術の先生が、自分のアトリエとして使っていた美術準備室の傍らにおいてあった彼の遺作集を借りて読んでいたのがきっかけだった。中に収録されてある絵や綴られた文章の一つ一つがとても衝撃的で、とても言葉ではいい表せない。残された彼の膨大な作品は彼に死後、両親が自宅を兼ねて建てたギャラリーの中に飾られています。 興味を持った方は是非彼の作品を見て、ギャラリーに足を運んで彼の息遣いを感じて欲しいとおもいます。
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