奇貨居くべし 火雲篇 の商品レビュー
1998年中央公論社発行の単行本。この本は私が読みずらいと感じる作者の推論が章の途中にはほとんどない。だけど、主人公の飛躍前っぽくて、鍛錬中という感じ。こういうのは嫌いではないが、(後半生だけとはいえ)比較的有名な主人公だと、どうももっちりと感じてしまう。
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後に秦の宰相へのぼりつめる呂不韋。 様々な大物が、導かれるように呂不韋の前に姿を現す。 物語がわかりやすく、展開も早いため、どんどん読みすすめてしまう。 やっぱり、面白い。
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まさしく波瀾万丈。数々な傑人との運命の出会いを果たし、呂不韋はその器をすくすくと拡げていく。思考の幅が拡がり素直に成長していく様が爽快です。本格的に歴史の波に加わる時が楽しみ。
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