ババジと18人のシッダ の商品レビュー
クリヤー・ハタ・ヨーガの成り立ちなどが書かれてて、時間を置いて何度も読み返したくなる本。 別売のDVDとセットで持ってます。
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世紀を超えて生き続けるというババジ。いったいどういう存在なんだろうと思い読んでみた。 18人のシッダの紹介がされているが、正直いって余りリアリティを感じず、ピンと来なかった。孔子が老子に出会った後に言った言葉とか引用されてるが、そもそもこの2人、同じ時代に生きていたという確証すら...
世紀を超えて生き続けるというババジ。いったいどういう存在なんだろうと思い読んでみた。 18人のシッダの紹介がされているが、正直いって余りリアリティを感じず、ピンと来なかった。孔子が老子に出会った後に言った言葉とか引用されてるが、そもそもこの2人、同じ時代に生きていたという確証すらないのではなかったっけ。 第四部に著者回想録があって、実はそれに一番ショックを受けた。 60年代、高学歴で有能でありながら彷徨う若者の姿がリアルに浮かび上がる。アメリカ社会の暗部がとにかく恐ろしい。お金や権力で正義が簡単に捻じ曲げられる。彼がどこかに救いを求めたくなったのもむべなるかな。 しかし、著者の師事したマライア師って本当にちゃんとした人だったのだろうか?信者のの女性(かつて著者とパートナーだった)を妊娠させたり、独立した著者の活動に横槍を入れたり。善意に解釈する著者だが、何となく疑わしい気がする。出家したのだから外で働いた収入は全て教団に捧げて当たり前なのかもしれないが、何となくどこかで聞いたような構図が見える。
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パラマハンサ・ヨガナンダの「あるヨギの自叙伝」などで出てくるババジやクリヤー・ヨガ。 この本ではそれらを紹介している。 クリヤー・ヨーガは、気づきを持って行う実際的なヨーガの技法を意味し、自己を神性に明け渡すための手段でいくつもの流派がある。ババジのクリヤー・ヨガは五つの分野に...
パラマハンサ・ヨガナンダの「あるヨギの自叙伝」などで出てくるババジやクリヤー・ヨガ。 この本ではそれらを紹介している。 クリヤー・ヨーガは、気づきを持って行う実際的なヨーガの技法を意味し、自己を神性に明け渡すための手段でいくつもの流派がある。ババジのクリヤー・ヨガは五つの分野に大別できる。アーサナ・呼吸法・瞑想法・マントラヨーガ・愛と奉仕の活動。これら五つの分野は人間の五つの体すなわち、肉体、生気体、メンタル体、知性体、霊体に対応している。 霊体、知性体、メンタル体、生気体、肉体で神性を実現しているものは「シッダ」と呼ばれる。完全な悟りの域に達し、ついには肉体の変容まで達したもの。 この本では18人のシッダを紹介している。ババジのほかでは五人のシッダを単独の章で紹介。 ババジは西暦203年生れで、今もヒマラヤに生きるヨーガの偉大な大師・・・と紹介され「ヒマラヤ聖者の生活探求」の中に出てくる大師とイメージが重なる。
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