Jの神話 の商品レビュー
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メフィスト賞受賞のデビュー作。 山奥にある全寮制女子高校が舞台となるミステリー? いわゆる寄宿舎もので、謎めいた寮生や過去の事件などの雰囲気もとても良かったのだが、探偵が出てきてからの染色体云々あたりから思っていた方向からずれ始めて、病院に乗り込んで容疑者だと思い込んでた医師に根拠の怪しい事を言い出すあたりでミステリーではないのではと思い始めた。 最終的にはオカルトホラーというか淫獣ものとなり、さすがに好みではないかなと。
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ラストが強烈! 物語がいっきに変わります! これを許せるか、楽しめるか…でもこの発想ができないからすごいね~ ぜひ〜
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神様の罠という短編集を読んで、乾くるみさんのイニシエーションラブが懐かしくなったので、古本屋で見つけた乾さんの本を題名で選んで買い、読みました。 上記の神様の罠での短編、イニシエーションラブでの物語の運びが時間を巻き戻す作りであったので、似たような運びだと思っていたら割と違いま...
神様の罠という短編集を読んで、乾くるみさんのイニシエーションラブが懐かしくなったので、古本屋で見つけた乾さんの本を題名で選んで買い、読みました。 上記の神様の罠での短編、イニシエーションラブでの物語の運びが時間を巻き戻す作りであったので、似たような運びだと思っていたら割と違いました汗 しかし、発想が及ばない展開が乾くるみさんらしくて斬新でした!後ろの解説にあるように、この作品については好き嫌いがわかれるところではあるだろうと思います。ただ、個人的には好きでした♪ ミステリーにマンネリ化した人、そーいえばイニシエーションラブって面白かったなって思い出した人に読んで欲しいです!手にするまでは知りませんでしたが、乾くるみさんのデビュー作で、ここが原点なのかと納得できる作品でした。
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大森望氏が腰巻きに曰く「98年度ミステリ裏ベストワン、はやくも決定」に賛同(爆笑)。 前半どころか前4/5くらゐまでは出来損ないのアドベンチャーゲームみたいなスムーズな展開+平板な登場人物に対し「980円+税をドブに捨てたか……」と思つてゐた。しかし、しかしだ。大詰めにきて「お...
大森望氏が腰巻きに曰く「98年度ミステリ裏ベストワン、はやくも決定」に賛同(爆笑)。 前半どころか前4/5くらゐまでは出来損ないのアドベンチャーゲームみたいなスムーズな展開+平板な登場人物に対し「980円+税をドブに捨てたか……」と思つてゐた。しかし、しかしだ。大詰めにきて「お節もいいけどカレーもいいけどジャックもいいな(笑)」となり、読んでゐた地下鉄の中で笑いを噛みしめ、そのあと「こ、これは驚愕のxxミステリ!?」と思ひ、最後の最後つーかエピローグに至つて石坂浩二登場(笑)てな感じで、まあとにかくこのレビュー読んで『Jの神話』を(私のこの文章は一切忘れて)読んで欲しいと思ふのであつた。 もう、自室に帰つたら足かせ付きファーザーが腹に包丁突きたてられて、覆面姿の頭部は首吊り状態だは、仏壇に線香、菊の花輪まで出てるはといふやうな驚き((c) 『神聖モテモテ王国(3)』第10話「教団の戦い」)なのであつた。
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物語は期待を裏切ってこそだと思うが、サッカー観戦に来たのに、気づいたらグラウンドで卓球の試合が始まった感じ。悪い意味で期待を裏切られた。
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初めて、乾くるみの名を知ったのが本作。まあ、デビュー作から知ったのだから、順当だろうが、しかし、乾くるみのイメージを本作で固めてしまったのもまた、不幸であると言えるかもしれない。 ぶっ飛んでるし、エロい。もう、正直何が何だか、であった。本作を読んで、性描写に力入ってんなー...
初めて、乾くるみの名を知ったのが本作。まあ、デビュー作から知ったのだから、順当だろうが、しかし、乾くるみのイメージを本作で固めてしまったのもまた、不幸であると言えるかもしれない。 ぶっ飛んでるし、エロい。もう、正直何が何だか、であった。本作を読んで、性描写に力入ってんなーと思っていたが、「イニシエーション・ラブ」でも遺憾なく発揮されているのを読み、意外とこの口でもいけるのでは、と不謹慎にも思ってしまった。
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さすがメフィスト賞作品。 学園ミステリかと思ってドキドキしながら読んでいたら、まさかまさかの展開!! 個人的には遺伝子関係の話にかなり興味をそそられたが、好き嫌いのはっきり出そうな作品。
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私は許す。 むしろじわじわくる。 全寮制の女子高。レズ。猟奇的殺人。お姉さま的存在。 別に私が読む小説ではよくある設定ではないのに、近い存在に思える。
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乾くるみ「Jの神話」を読了。 「イニシエーション・ラブ」がものすごく気に入って、乾さんの他の本をと手に取ったのが「Jの神話」だったのだけども、ナンダコレ・・・? ジャンル的には何になるんだろうなぁ、うーん、なんだろう・・・・。アリかナシかでいえば、あってもいい作品なんだと思う...
乾くるみ「Jの神話」を読了。 「イニシエーション・ラブ」がものすごく気に入って、乾さんの他の本をと手に取ったのが「Jの神話」だったのだけども、ナンダコレ・・・? ジャンル的には何になるんだろうなぁ、うーん、なんだろう・・・・。アリかナシかでいえば、あってもいい作品なんだと思うんだけど、本当になんだろう、これ・・・・。そんな風に思ってしまう。
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ミステリではない。ジャンル分けするならホラー。 途中までは「如何にもミステリ」な雰囲気で、非常に愉しく読めたのだが、終盤からどんどん失速。 主要人物に感情移入できなかったのも残念。 『黒猫』 名探偵役、なのだがまったく頭が冴えないことは、本文中でも明らか。(本文でも、彼女の頭の回転の速さではなく、「黒猫の勘」だの言う言い回し。勘で総てをご都合主義にするって…) しかも、軽くしか触れないのに重い過去(=深みの無い、魅力の無い)を背負って居る設定。 優子 意志が貧弱で、読んで居て時折此方をいらいらさせる言動をする。 語り手にするに相応しくない気がする。 総評 設定としては興味深いものの、『六つの手掛かり』のような、乾ミステリを期待している方には、御薦め出来ない。
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