いのちの詩 の商品レビュー
ちひろ美術館の、ちひろさんの画集11巻目ですね。 この画集は、ちひろさんの平和への祈りと、世界中の子どもたちの命への願いがこめられています。 観賞しながら、胸が熱くなり、涙が自然にあふれてきます。 ベトナム戦争に憤りを感じられて、なんとしても子どもたちへ思いを至らずにはおられない...
ちひろ美術館の、ちひろさんの画集11巻目ですね。 この画集は、ちひろさんの平和への祈りと、世界中の子どもたちの命への願いがこめられています。 観賞しながら、胸が熱くなり、涙が自然にあふれてきます。 ベトナム戦争に憤りを感じられて、なんとしても子どもたちへ思いを至らずにはおられない、慈愛に満ちあふれています。 ちひろさんの思いをこめた言葉は、たくさんあります。 ひとつだけ 『平和で、豊かで、美しく、可愛いものが ほんとうに好きで、 そういうものをこわしていこうとする力に 限りない憤りを感じます。』 ちひろさんも東京大空襲で焼け出された経験をもたれています。戦争の記憶はいのちに刻み込められていて、作品に深く平和への願いと祈りが表れています。 戦争のない世界。 平和で美しい社会を子どもの未来を…、明るく元気な笑い声を子どもたちから奪わないで…、ちひろさんの願いを渾身から描いた画集ですね。
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