長崎殺人事件 の商品レビュー
浅見光彦シリーズ。光…
浅見光彦シリーズ。光彦は被害者たちの意外な過去を暴きだした!
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浅見光彦シリーズ。作…
浅見光彦シリーズ。作者内田康夫が登場。内田の元へ光彦宛の手紙が舞い込む。長崎に住む春香の父親が容疑者として逮捕されてしまったので、助けて欲しいと・・・内田は光彦に伝えようとするが光彦は兄から頼まれた件で長崎に行っていた。兄から頼まれた事件と春香の父親の事件に光彦は解明に乗り出す。
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浅見光彦シリーズの長…
浅見光彦シリーズの長編。長崎のカステラ屋の娘から父の殺人容疑を晴らして欲しいという手紙を受け取った内田センセ。光彦に連絡すると彼は長崎にいた。
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浅見光彦宛てに長崎か…
浅見光彦宛てに長崎から「助けてください」という手紙が。カステラ連合組合の事件にグラバー邸殺人事件。長崎を舞台に光彦が活躍します。
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【概略】 作家である内田康夫に一通の手紙が届いた。宛名は内田康夫ではなく名探偵・浅見光彦、差出人は長崎県在住の松波春香、内容は殺人容疑をかけられた父親を助けて欲しいというもの。内田康夫は浅見光彦へ連絡を取ると、なんと浅見は松波春香が住む長崎県に、別件で既に向かっているとのこと。...
【概略】 作家である内田康夫に一通の手紙が届いた。宛名は内田康夫ではなく名探偵・浅見光彦、差出人は長崎県在住の松波春香、内容は殺人容疑をかけられた父親を助けて欲しいというもの。内田康夫は浅見光彦へ連絡を取ると、なんと浅見は松波春香が住む長崎県に、別件で既に向かっているとのこと。実は浅見光彦は、兄・陽一郎の要請で、やはり長崎市内で発生した二件の殺人事件の捜査を警察とは別角度から手伝うことになっていた。別箇所から流れ込んできた計三つの殺人事件、死者が残した「蝶々夫人の怨み」とは? 2024年06月04日 読了 【書評】 7月に長崎県へ英語落語を披露しに行くことになった(40都道府県め!)こともあり、最近の喜餅内でのトレンド、「ご当地浅見光彦を読む」ということで手に取った。 三つの殺人事件、外見上は二つの殺人事件と一つの殺人事件といった形かな?が、終盤にガバッと点が線となり大団円を迎えるという、ジェットコースターのラストの急降下といったリズムの作品だったね。あとがき解説で知ったのだけど、この作品は内田康夫さんすら犯人を決めず(プロットを決めず?)に書き進め、ラストの部分でなんらかの閃きでもって真犯人が判明するというものだったそうな。た、確かに「えぇ~・・・それはちょっとさー読者としては辛いわぁ~」な感じの浅見光彦の閃きがあったね(笑)閃きと並列した形で(作品内では浅見光彦の発言として)真犯人の作中前半での発言が置かれてね。読者の一人として「あぁ、これは内田康夫マナーとして覚えておいた方がいいかもな」と学んだね。そりゃそうだよね、意味のないものを作中に置かないものね。もっとも「回収されない伏線」みたいな形で話題になったりもするから、その全てに意味があるのかはわからないけれど。どうでもいいけど、ここで言う伏線って布石だよね。もう言葉の役柄が変わっちゃったね。 本書が書かれたのが平成2年(1990年)なのね。平成2年って、まだ他人の戸籍や住民票を自由に(いや、額面どおり「自由」ではないハズ)閲覧できたのねぇ。自分がその分野で修行し始めたのが平成7年(1997年)辺りで、少しずつ第三者の介入が難しい時代になっていたからね。昭和→平成という部分の時代の違いを感じる。少し脱線するけど、「元号って面倒くさい。西暦がいい」って意見、もっともなのだけど、その時代その時代を起きた出来事や人々の価値観といった具体的に起きた事象と抽象的な概念をリンクさせる時は元号って使い勝手がいいのだよね。 真犯人に行きつくフックについてはちょっと強引な感じはしたけれど、やはり安定の読み楽しさがある。早く次の新たな遠征先、決まらないかな(笑) 7月に長崎に行った時、グラバー邸などに行く時間的余裕はあるのだろうか?チャンポンなどを楽しむ余裕はあるのだろうか?ガチのカステラを楽しむことができるのだろうか?
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作家・内田康夫のもとへ名探偵浅見光彦宛ての手紙が届いた。差出人は松波春香という長崎県在住の女性で、殺人容疑をかけられた父を助けて欲しいというものだった。早速、浅見の所へ連絡を取ると、彼は偶然にも長崎にいた。浅見もまた、兄・陽一郎の要請でグラバー園で発生した二件の連続殺人事件を追っ...
作家・内田康夫のもとへ名探偵浅見光彦宛ての手紙が届いた。差出人は松波春香という長崎県在住の女性で、殺人容疑をかけられた父を助けて欲しいというものだった。早速、浅見の所へ連絡を取ると、彼は偶然にも長崎にいた。浅見もまた、兄・陽一郎の要請でグラバー園で発生した二件の連続殺人事件を追っていた。死者が遺した“蝶々婦人の怨み”とは?「三浦環」像の左手首にかけられたペンダントの謎とは?名探偵・浅見光彦さえも翻弄する意外な真相。シリーズ屈指の名作と謳われる長編本格推理。
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長崎を舞台にした、内田康夫氏の浅見光彦シリーズ。 あー一気に読んだ。 ミステリーは久しぶりやったから、ちょっと疲れた…情けない。意識してないと、登場人物がこんがらがる。情けない。 長崎よかとこやねー! グラバー園と稲佐山に期待が膨らみます。
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この話を読むとすっごく、長崎に旅してみたくなる!!! そんくらい、長崎のいいトコと特徴をあますとこなく?紹介した話だ(笑)。 そして出てくる三人の美女!ハナの下を伸ばしながら、そして後には美女達からけちょんけちょんに誤解され嫌われても、浅見はめげずに逞しく、真相へ突き進もうとする...
この話を読むとすっごく、長崎に旅してみたくなる!!! そんくらい、長崎のいいトコと特徴をあますとこなく?紹介した話だ(笑)。 そして出てくる三人の美女!ハナの下を伸ばしながら、そして後には美女達からけちょんけちょんに誤解され嫌われても、浅見はめげずに逞しく、真相へ突き進もうとするその根性、なるほど凄い!と感心した。(笑) またこの話には、「内田康夫」が作家として物語に登場し浅見に事件解明を依頼する。 この話の中じゃ内田康夫は、恩着せがましい言い方をし、しかもセコい(笑)、クセのある人物として出ているw そんな内田と浅見のやり取りもまた、面白かった(^.^* この話、あとがきや感想を書いたブログを二、三読んでみると、「浅見シリーズの中でも五本の指に入る・・・」なんて書いてあって結構評価が高いっぽい。でも私はまぁ、普通に面白かった、と思う。 犯人が一体誰なのか、最後の最期までわからなかったのは実際、著者自身どうするか決めかねてたのだろうねぇ。(あとがきにそう書いてあった) ・・・で結局、浅見にシゴトを依頼したヒロイン(松波春香)は、父親の嫌疑が晴れた後、家を出て東京へ行く希望はどうしたのだろう、と私は心配する。 こんなことがあったあとだから、やっぱり家に残ることにしたのかもしれない^^; いつの時代も、家業があると長女って大変だよな。(-_-)
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