点と線 の商品レビュー
初松本清張。 難しいでも面白い。でも難しくて進まない。 一気読みしたいんだけどなかなか進まない。 でもなんか空気感が好き。 かおりちゃんに借りた本。
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最初は小さな点だった。 それを繋げてどこに繋がるのか──。 松本清張先生の本は、色んなメディアで取り上げられて、 この作品もドラマになったりしましたね。 あたしは、この本が松本清張シリーズの出発点でした。 書いた時代背景は、あたしが想像するには少し古臭い(当たり前)んだけれど...
最初は小さな点だった。 それを繋げてどこに繋がるのか──。 松本清張先生の本は、色んなメディアで取り上げられて、 この作品もドラマになったりしましたね。 あたしは、この本が松本清張シリーズの出発点でした。 書いた時代背景は、あたしが想像するには少し古臭い(当たり前)んだけれど、 一本の薄い線が、点を結んで進んでいく、一つ一つが一々引き込まれて、 あっという間に読み終わっていました。 でも、☆4つにしたのは・・・。 あたし的に最後がなんだかやっぱりもやもやしたものだったから。 すごく面白いんだけど、最後がなぁ。 白黒はっきりが好きな私には最高に面白いけどやっぱり☆4つでアンサーです。
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福岡市の香椎海岸で発見された男女の死体。汚職事件渦中の某省課長補佐と愛人の心中と誰もが思ったが…。 2009.02.16
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「作為」―― 作為の裏側に真実がある。 真実の解明まで突っ走る。 ただ、航空機を使用したことを発想するまでに時間がかかりすぎの印象を受けた。 本書、発売当初はインパクトがあったかもしれないが、 現在はそれほどのものはないように思われる。
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母親が松本清張作品をほとんど集めてたのですが。 松本清張は砂の器しか読んだことがなかったので。 小中学生の頃は難しすぎて読めませんでしたが。 生誕100周年ということで読んでみました。 太宰治と同じ年に生まれているらしいのですが。 デビュー時に太宰治は亡くなっていた...
母親が松本清張作品をほとんど集めてたのですが。 松本清張は砂の器しか読んだことがなかったので。 小中学生の頃は難しすぎて読めませんでしたが。 生誕100周年ということで読んでみました。 太宰治と同じ年に生まれているらしいのですが。 デビュー時に太宰治は亡くなっていたというのも興味深いですね。 太宰治は戦前というイメージがありますが。 松本清張は戦後の昭和というイメージなので、変な感じです。 この作品では新幹線がなかったり、青函連絡船が登場したり。 寝台特急がほぼなくなってしまった現在とは違いますが。 推理小説としては松本清張の処女長編と思えません。 昭和30年代に書かれたとは思えないほど、リアルです。 純粋な推理小説としては少し物足りないかもしれませんが。 その背景にある、権力、金、色情などが複雑に絡まっていて。 ただのアリバイ崩しとして読むには非常にもったいないです。 映像化もされているらしいので、そちらも見てみたいです。
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松本清張の代表作(1958年;昭和33年)。 クロフツの流れを汲むリアリティを追求した作家で、その作品は社会派推理小説とも呼ばれる。それまで主流だった、乱歩のようなゴシック調ミステリの流れから脱したという意味で、本邦ミステリ史上メルクマールとなる作品である。時刻表トリックを駆使し...
松本清張の代表作(1958年;昭和33年)。 クロフツの流れを汲むリアリティを追求した作家で、その作品は社会派推理小説とも呼ばれる。それまで主流だった、乱歩のようなゴシック調ミステリの流れから脱したという意味で、本邦ミステリ史上メルクマールとなる作品である。時刻表トリックを駆使したトラベルミステリの草分けでもある。 九州の海岸で一組の男女の死体が発見される。心中と思われたが、男は某省庁の官僚で、ある汚職事件の中心人物だった。事件性を疑った刑事達の捜査線上に、一人の男が参考人として浮かび上がる。しかし彼は死亡推定時刻には北海道に出張していた…。 アリバイ崩しを核とした名作だが、正当に評価するためには時代背景への理解が必須(交通網が未整備な時代の話)。ただしプラットフォームの4分間の空白など独創性の高いトリックもあり、それだけで一読の価値ありとも思う。
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作者の処女長編推理小説。 時刻表が大きな役割を果たす。 社会派推理小説の名作である。 登場人物の描写はさほど詳しくないが、その分簡潔で、すらすら読める。 時刻表が好きな人にはより面白いかも。
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元祖時刻表型サスペンス。 一見完全なアリバイがありそうな重要参考人について、時刻表を用いて解決していくもの。 2時間サスペンスにありそうな話し。 今となっては「よくある話し」だが、当時は画期的だったのだろう。
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謎解きが気になってどんどん読んでしまったような記憶があります。 それと、昔の東京が描写されていて、本当に古い小説であることを感じました。 でも面白かった!
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点と点を結ぶ線を間違えていただけだった。その線の引き方が難しいからミステリーが楽しいんだろう。犯人は最初でわかったと思ってた。ある意味正解である意味間違いだったけど。正統派推理小説で、ちょっと時代を感じるけど面白かった。 2008/9/27
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