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ジェニィ の商品レビュー

4.1

76件のお客様レビュー

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ある日事故で真っ白な…

ある日事故で真っ白な猫に変身してしまった少年の物語。読んでいると、自分も猫になったような気がする。

文庫OFF

よかった。意外な展開…

よかった。意外な展開や結末というより1ページ1ページを楽しみながら読み進めていく感じ。ただ少し、訳がイマイチ?という気も。でも面白かった。猫が大好きな人は必読。

文庫OFF

なんともいえない感じ…

なんともいえない感じだった。最後もこれで終わるのか~という感じ。盛り上がりにかけるし、一体何が言いたいのかわからなかった。

文庫OFF

2024/02/21

事故がきっかけで猫になってしまった男の子ピーターと、雌猫ジェニィの冒険小説。 ポール・ギャリコは本当に猫が好きだったんだなぁ。物語の節々からポール・ギャリコの猫愛が伺える。

Posted byブクログ

2023/06/14

本を開くたびに、まるで自分がネコになったような体験ができて面白い。ネコの考えていること少し分かったような気持ちになれる作品。 古い本で翻訳なので、言い回しが古くて読みづらいのが難点だが、物語の中盤から面白くなって熱読。 読みづらいおかげで、数ページ読むだけで眠くなる。寝る前にち...

本を開くたびに、まるで自分がネコになったような体験ができて面白い。ネコの考えていること少し分かったような気持ちになれる作品。 古い本で翻訳なので、言い回しが古くて読みづらいのが難点だが、物語の中盤から面白くなって熱読。 読みづらいおかげで、数ページ読むだけで眠くなる。寝る前にちょっとずつ読み進めるのもおすすめ。

Posted byブクログ

2023/02/26

ねこ好き、ファンジー好きの私にピッタリな本だした。最初は読むのも辛かったけど、ワクワクしたり悲しい涙を流したり素敵な本でした。 図書館で借りたけど、何回も読みたいので購入しようと思います。

Posted byブクログ

2022/10/15

8歳にしては言い回しが堅すぎだと思ったけど訳のせいかな 猫になった少年ピーターが命の恩猫ジェニィと過ごして『愛』の真理に辿り着いたのがハートフルって感じだった 親からの愛情に不足を感じたり、無意識のうちに愛する人を裏切った行動をとってしまってその結果お互いが遠慮がちになって心が見...

8歳にしては言い回しが堅すぎだと思ったけど訳のせいかな 猫になった少年ピーターが命の恩猫ジェニィと過ごして『愛』の真理に辿り着いたのがハートフルって感じだった 親からの愛情に不足を感じたり、無意識のうちに愛する人を裏切った行動をとってしまってその結果お互いが遠慮がちになって心が見えなくなったり、しんどいシーンが印象的

Posted byブクログ

2022/09/24

事故に遭ったピーター少年は、目覚めると真っ白な猫になっていた。 優しかったばあやに放り出された街は、猫の視点からは恐ろしいところだった。喧騒に追い立てられボス猫に痛めつけられたピーターは、雌猫のジェニーに助けられた。猫としての生き方をジェニーに教わりながら、二匹の冒険が始まる。 ...

事故に遭ったピーター少年は、目覚めると真っ白な猫になっていた。 優しかったばあやに放り出された街は、猫の視点からは恐ろしいところだった。喧騒に追い立てられボス猫に痛めつけられたピーターは、雌猫のジェニーに助けられた。猫としての生き方をジェニーに教わりながら、二匹の冒険が始まる。 長らく読みたかった作品だけどやっと読めた。 嬉しいことも辛いことも不意に訪れる人生を、猫に託して語るギャリコの視線は暖かい。

Posted byブクログ

2022/05/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2013年8月10日 「いつか、ふたりは二匹」のあとがきにでてきた「ジェニィ」を読んでみました。 白猫に変身してしまった男の子「ピーター」と、愛情あふれる優しい雌猫「ジェニィ」の、愛情と冒険の物語。

Posted byブクログ

2021/04/26

突然真っ白な猫になってしまった、9歳の少年ピーター。猫嫌いのばあやにピーターだと気づいてもらえず、家の外へと追い出され、雨のそぼ降るロンドンを彷徨う羽目に。人間たちの足には踏んだり蹴ったり、自動車には轢かれそうに。ようやく安全な場所を見つけたと思ったら、そこは凶暴なボス猫のねぐら...

突然真っ白な猫になってしまった、9歳の少年ピーター。猫嫌いのばあやにピーターだと気づいてもらえず、家の外へと追い出され、雨のそぼ降るロンドンを彷徨う羽目に。人間たちの足には踏んだり蹴ったり、自動車には轢かれそうに。ようやく安全な場所を見つけたと思ったら、そこは凶暴なボス猫のねぐらだったり。ついにボロボロになって行き倒れたピーターを助けたのは、決して美人ではないけれど、不思議な魅力をたたえた優しい雌猫ジェニィだった。 ジェニィはなにも知らないピーターに猫の作法や生き方を教え込み、さらに船に乗り込み海を越えて、冒険の旅へと誘い出す。ピーターは旅の中で、恋を知り、人間としてはまだ9歳ながらも猫として一人前の雄へと成長していくが――。 1940年代アメリカで大の猫好きとして知られるポール・ギャリコによって書かれた作品。 ひたすら男に救いの手を差し伸べ続ける献身的な女。それがギャリコがジェニィに託した理想の女性像のよう。 猫ねこファンタジーとしては名作だと思うけれど、その終幕はきっと賛否両論わかれるところ。しょせん猫の人(猫?)生と人間の人生は別ということなのだろうか? だとしても、ロンドンのどこかでひとり泣くジェニィの姿が目に浮かんでくるような終わりかたに、胸が切なくなる。あんなに一緒だったのに……。それにしてもピーターはなかなかダメ男の素質があるのでは。ピーターは作中何度か死にかけているけれど、まだ子供だけど、ちょっとこんな風に声をかけたい。 「もういっぺん死んでみる?」と。

Posted byブクログ