悪趣味の復権のために バッドテイスト の商品レビュー
荒俣センセイの真骨頂…
荒俣センセイの真骨頂は、博物学的好奇心をもって、世界のなんでもかんでもタブーなく見てやるぞ、というところだと思う。この本はそんななんでもかんでものなかでもスパイスとエスプリの利いた部分。一読をお勧めする。
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モラルや美の対極にあ…
モラルや美の対極にある悪趣味の世界。グロテスクで妖しい魅力に取り憑かれてしまうかも知れない。
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初荒俣。 絵から人形、食などなど多岐に渡る悪趣味を紹介。 紹介よりも悪趣味論や雑学的な記述が難解かつ迂遠に続き、同一の物についての文が二箇所にあるなど構成が下手なこともあって読みづらい。 しかし、内容は示唆に富み、大量の絵や写真もなかなか興味深かった。 調べてみたい分野が一気に増...
初荒俣。 絵から人形、食などなど多岐に渡る悪趣味を紹介。 紹介よりも悪趣味論や雑学的な記述が難解かつ迂遠に続き、同一の物についての文が二箇所にあるなど構成が下手なこともあって読みづらい。 しかし、内容は示唆に富み、大量の絵や写真もなかなか興味深かった。 調べてみたい分野が一気に増えた。
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無茶苦茶おもしろいはずのエッセイ集であった。実際、最初から数ページにある口絵は、本当にわくわくした。 が、中身は駄目だった。基本的に「オタク」的なノリは能書きがおもしろいし、そのはずなのだけど、なぜかこの本では能書きがつまらない。そのものへの愛情よりも、プロセスへの愛情へいっ...
無茶苦茶おもしろいはずのエッセイ集であった。実際、最初から数ページにある口絵は、本当にわくわくした。 が、中身は駄目だった。基本的に「オタク」的なノリは能書きがおもしろいし、そのはずなのだけど、なぜかこの本では能書きがつまらない。そのものへの愛情よりも、プロセスへの愛情へいっているって感じなのだろうか。つまらなかった。残念。 2006/3/29
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好奇心旺盛な氏の悪趣味エッセイみたいなものでしょうか。題材は、オカルトから芸術・医学書にまで多岐にわたります。が、やはりバットテイスト(悪趣味)なモノもてんこもり。特に蝋人形に関する記述は興味深く面白かった。
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