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電力自由化2007年の扉 の商品レビュー

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2012/03/15

電力事業改革の現状と進むべき方向を事業家の観点から論じた本。 ビジネスの現場という視点から電力を論じた本はそう多くない。その意味で、商社で電力畑を歩み、日本初のPPSの社長となった著者の、事業家視点により書き下ろされた本書は、官僚や技術者、経済学者らの論じる電力論とは一線を画し...

電力事業改革の現状と進むべき方向を事業家の観点から論じた本。 ビジネスの現場という視点から電力を論じた本はそう多くない。その意味で、商社で電力畑を歩み、日本初のPPSの社長となった著者の、事業家視点により書き下ろされた本書は、官僚や技術者、経済学者らの論じる電力論とは一線を画しており、興味深い。 ビジネスマンらしく語り口は平易で分かり易い一方、スタンスは明確で、良くも悪くも至極個人的・主観的な見方も隠すことなく披露されている。 ただ、一つ一つの解釈や提言は興味深いものの、各章に繋がりがなく、全体としてはまとまりがない散漫な印象になっているのは、残念。読後感は、『なるほど、個別論は良く分かった。で、so what?』、である。 ともあれ、事業家視点の電力論を読みたい人には、お勧め。

Posted byブクログ

2011/08/29

仕事のために読む。主に電力自由化による新規事業者のために、その周辺知識を解説&指針を示す内容。エコ発電ブームで新規参入の参考のために読んだが、分散電源の項以外は分野の違う話でした。(電力事業者向けってことで)

Posted byブクログ