EDU-TOY の商品レビュー

小柳帝(編者)

2024/08/31

吉祥寺のアトリエニキティキ店頭で購入。2004年9月初版のこの本には、クルト・ネフさんがネフ社について語るページ、アントニオ・ヴィターリさんへの訪問記事、ペア・クラーセンさんへの取材記事、キーナー社の工房取材記事、福田繁雄さんの書籍やポスター、絶版になった木製玩具の数々…という、分かる人には分かるであろう錚々たる内容がてんこ盛りなことに読んでから気づきました。
海外製の木製玩具の写真が豊富なので、パラパラ見るだけでも楽しいです。今も作られている物もあれば、絶版になった物も…。絶版品も運が良ければウェブで巡り会えたりするので、その手がかりとして本書が使えると思います。おもちゃの写真が豊富だからか、子どももページをめくっていたりします。
私が購入したのは2010年6月発行の第二刷ですが、巻末にはこの第二刷が発行されるまでの間にネフさんもヴィターリさんも福田さんも亡くなられたことが追記されており、この本の貴重さを改めて感じました。
玩具のデザインに興味がある方や木製玩具が好きな方に全力でおすすめです。私は木製玩具が好きなので、店頭で見本を見て即買いでした。

2009/10/04

ネフを始め、ヨーロッパの伝統あるおもちゃは、使い捨てではない、遊び継がれていくことを前提としたつくりになっている。子どもは本物を見抜く力を持っている。木のぬくもりや、丁寧な仕事の作品を身近に感じながら、育っていってほしい。

2009/10/07

色も形も可愛いーー。実物を買うよりは割安…と、また買ってしまいました。でも見てるだけで幸せだからいいか。

2009/10/04

ネフのおもちゃのひとつひとつの紹介、またキーナー社やスピールフォームなど他のメーカーの紹介もあります。木のおもちゃ好きにはたまらない一冊です。持っていると勉強になります。

2009/10/04

［大人だって］
子供だけに遊ばせるのはもったいないくらいきれいなネフの積み木が紹介されています。
青のグラデーションが楽しいセラという積み木を買いました。まだ子供はいませんが、将来遊ばせてやろうと思います（笑）