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The MANZAI(2) の商品レビュー

4.4

12件のお客様レビュー

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MANZAIシリーズ…

MANZAIシリーズの第二弾。あいかわらず、会話全体が漫才みたいにテンポよくそれでいて、「人の気持ち」に敏感で、完璧ツボにハマってしまった。①と比べて主人公たちが成長してるのが分かります

文庫OFF

皆が中学3年生で受験…

皆が中学3年生で受験の時の話です。 最初と比べて主人公がどのくらい成長したかが良くわかります!

文庫OFF

今回は漫才の場面はな…

今回は漫才の場面はなかったんだけど、やっぱり2人の掛け合いは楽しいし、学校という檻の中で生きる少年・少女に焦点を当てていて十分楽しめました

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文化祭での漫才・ロミ…

文化祭での漫才・ロミオとジュリエットから半年、中学三年の夏。歩は夏祭りで漫才をしようという貴史のしつこい誘いを断り続ける日々。ある日、貴史の幼なじみで歩の片思いの相手である恵菜が、何者かから嫌がらせを受け…。悩み多き中学生の、それでもからっと明るく笑える青春物語。

文庫OFF

漫才を軸とする話しと…

漫才を軸とする話しというよりは、仲間に恵まれた、幸せな中学生達の、限りなく元気で、明るい夢のような物語。こうした舞台は、東京よりも、ヤッパリ大阪の下町が良く似合う。

文庫OFF

2012/07/25

読みやすい!一日で読めてしまった。 歩の、漫才をやらないぞという葛藤がしつこすぎてさっさと漫才してしまえよ、という感じではあるけど。 仲間と集まって何かをするという青春が、読んでいて心地いい。

Posted byブクログ

2011/10/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「歩、あのな」 「うん?」 「忘れんといてくれな」 「え?」 「おれ、いつでも傍におるからな。おまえのことだけは、絶対、裏切らへんからな。そこんとこ、忘れんといてくれな」 ・ ・ ・ 「秋本・・・・・・」 ありがとうと言いそうになった。傍にいてくれて、ありがとう。 前に紹介したあさのあつこさんのThe MANZAI第二段!やっぱりおもしろかったですよ~。歩と秋本の関係がまたまた少し進展しました笑。素敵だなぁ、こういう友情。べったりなわけじゃないんだけど、つかず離れずっていうのとも何か違うような気がする、女の子にはちょっと難しいというよりよく理解できない関係。だからこそ、あこがれる。 それが中学生ってんだからなおさらですね。私の経験では、中学生って、たいていの人は初めて制服を着るところで、男子はズボン、女子はスカートと、完璧に別れます。変声期とかもあるし、一番性の違いを感じるときです。だから、男同士の友情はおろか、男の子ってのがどんなものなのかもよく分からない時期なんで、いろいろ想像するんですよね。まぁ夢見すぎだって言われたらそれまでなんですけど。 あさのさんの書く男の子って、まさに夢なんですよ。だから惹かれる。 そういうことです。

Posted byブクログ

2010/04/29

 たいへんなことはなかった。病院への説明も警察への説明も、店長さんがほとんど一人で引き受けてくれたのだ。家に連絡するように携帯電話を貸してもくれた。 「まだ子どもですから、早う帰してやってください」  刑事さんにそんな申し出までしてくれた。まだ、子どもですからの部分には正直ひっか...

 たいへんなことはなかった。病院への説明も警察への説明も、店長さんがほとんど一人で引き受けてくれたのだ。家に連絡するように携帯電話を貸してもくれた。 「まだ子どもですから、早う帰してやってください」  刑事さんにそんな申し出までしてくれた。まだ、子どもですからの部分には正直ひっかかったけれど、三十一歳の店長さんの言葉には、子どもをちゃんとかばおうとする大人の意思みたいなものが詰まっていて、ちょっと感動いてしまった。

Posted byブクログ

2009/10/04

「おれ、いつでも傍におるからな。おまえのことだけは、絶対裏切らへんからな。そこんとこ、忘れんといてくれな」 一巻より通じ合えて、進展したふたりの関係がほほえましい。 べったりっていうのとも、つかず離れずっていうのとも少し違う、女の子には少し難しい少年の友情。

Posted byブクログ

2009/10/04

1と2は一気に読んだので感想はまとめて書かせていただきます。 あさのさんの作品は本棚に並べてあるもの(バッテリー・NO.6)しか読んだことがないのですが、その三作品の中で一番共感できた作品はこれです。 歩の、自分の弱い部分を優しさでごまかしていて、本当は嫌なやつなんだよ。周りが知...

1と2は一気に読んだので感想はまとめて書かせていただきます。 あさのさんの作品は本棚に並べてあるもの(バッテリー・NO.6)しか読んだことがないのですが、その三作品の中で一番共感できた作品はこれです。 歩の、自分の弱い部分を優しさでごまかしていて、本当は嫌なやつなんだよ。周りが知っている自分は作り物なんだ。そんな主張があるのですが、そこが私は共感できました。私は歩むほどいい子と見られているわけでもないですが…(苦笑)

Posted byブクログ