一八六八年 終りの始まり の商品レビュー
アーネスト・サトウの視点から描かれた幕末 国際情勢の中で国益をむきだしにする大国が 急激に国際社会の渦に巻き込まれる日本の 志士たちをどう見ていたか・・・興味深い
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アーネスト・サトウが日本で過ごした日々を綴った歴史小説。 まず、本を開いて。 やたらめったら、字がでかい!行間があいてる! 講談社刊だけど、編集は講談社ナントカというカタカナ名のところがやったらしい。何コレ。自費出版? 文章も素人臭いな、と思ったら、著者はバンダイの社長だそう。な...
アーネスト・サトウが日本で過ごした日々を綴った歴史小説。 まず、本を開いて。 やたらめったら、字がでかい!行間があいてる! 講談社刊だけど、編集は講談社ナントカというカタカナ名のところがやったらしい。何コレ。自費出版? 文章も素人臭いな、と思ったら、著者はバンダイの社長だそう。なんだ、セミプロの作品なの? 全体に奥行きがないな、と思ったら、案の定、サトウの日記を基に小説にしたそう。それにしたってさ。もうちょっと描きようがあるでしょ、、、。 物語の進行はどことなく断片的で、矢継ぎ早にどこへ行って誰に会っただの、そんなことばかり。 えーい、もう! ポイッ! と、思ったけど。 そうよそうよ、もしかしたら、内縁の妻の兼さんとの恋愛が描かれてるかもしれないじゃな〜〜〜い? きゃあああああ♪(←腐女子w) 見ての通り、サトウってハンサムだもんね。もんのすごい勉強家で博学だし、素敵素敵。 ああ、なのに画家の友達と一緒に品川宿に泊まったことがあると、うちの本で知ったときはショックだったよ。 なになに、ふんふん。あ、ちゃんと遊郭へ行った下りも小説に描かれてる、、、。 小説では、だいぶ草食系男子風に描かれてて、勝手に好感度アップ。 兼さんの出自はどこの資料を見ても載ってないんだけど、小説では「植木屋の娘で、料亭で働いてる」という設定になっている。 でもこれは多分二人の間に生まれた息子が植物学者になることを考えての創作だと思うな。 二人の恋模様はプラトニックに描かれてて、全然エロリロリンじゃなかった。 ・・・ちっ。
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