最後に見た風景 の商品レビュー
三浦しをん氏が『三四郎はそれから門を出た』で推薦していた本。 今をときめく女優やアーティスト達による、自分が目指す死の光景。 おだやかではないテーマにぎょっとします。 さすがは女優、全身がきれいなので、死体を模した絵だとはいっても、美しくて非現実的。 絵の中の人物として、観賞でき...
三浦しをん氏が『三四郎はそれから門を出た』で推薦していた本。 今をときめく女優やアーティスト達による、自分が目指す死の光景。 おだやかではないテーマにぎょっとします。 さすがは女優、全身がきれいなので、死体を模した絵だとはいっても、美しくて非現実的。 絵の中の人物として、観賞できます。 それにしても、みんな倒れた死に方がばかりで、とっても服が華やかだと思ったら、それぞれが着ているのは、プラダやディオール、ヴェルサーチなど、錚々たるブランドの服ばかりでした。 芸術性の高さから、昼下がりの2時間ドラマ的な死体のようなチープさからは免れています。 言葉は一言もなく、ただ写真だけの本。 とても印象的です。
Posted by
普通のファッション写真に疑問を感じていた伊島さんが悩みに悩み抜いて、こうしたら面白いのではないのかと思い制作されたシリーズ。 僕の制作している死体写真とは有る意味別物。 美しい死体。 綺麗な服。 を飾った美しい俳優人達。 嫌でも影響を受けたと思われてしまう。
Posted by
帯に書かれた言葉に魅せられた。「あなたはどんな死に方をしたいですか?」この目に映る最期の瞬間の姿を、今一度考えるアートブック。
Posted by
テエマとしてはほぼ同じである「死体のある20の風景」がすでに絶版であることが悔やまれる。女優たちの、「どういう死に方をしたいか」との問いかけへの「回答」がまとめられている。エロスとタナトスを感じさせる美しさ。
Posted by
なんというか、これ、凄い好きだわ。▼今をときめく女優たちが望む、死に姿。自分、少々ネクロフィリアの気があるので、この倒錯具合がたまりません。それを望む女優陣の心情も判る気がするのは、同性ゆえ?
Posted by
有名な女優さんやアーティストたちが様々な服を着て様々な場所で望んだ死に方をしてます。 美しいです。
Posted by
- 1