アキハバラ@DEEP の商品レビュー
電脳街の弱小ベンチャー「アキハバラ@DEEP」に集まった若者たちが、不眠不休で制作した傑作サーチエンジン「クルーク」。ネットの悪の帝王にすべてを奪われたとき、おたくの誇りをかけたテロが、裏アキハバラを揺るがす。
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アキハバラ@DEEPが一から作った成長する検索エンジンクルーク。だが、クルークは盗まれてしまう。6人は奪還作戦を決行するが…。 石田さんの描く弱い人たちの強さがとてもかっこよかった。アキラは最初から強くてかっこよかったけど、弱いページとタイコが自分の弱さを武器に戦うシーンにどきど...
アキハバラ@DEEPが一から作った成長する検索エンジンクルーク。だが、クルークは盗まれてしまう。6人は奪還作戦を決行するが…。 石田さんの描く弱い人たちの強さがとてもかっこよかった。アキラは最初から強くてかっこよかったけど、弱いページとタイコが自分の弱さを武器に戦うシーンにどきどきした。
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前半は専門的な用語についていけなく退屈したが、巨悪に立ち向かう後半は楽しめた。今まであまり知らなかった新しい視点の小説。
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ひとりひとりではか弱すぎる6人が、補い合いながら世界を凌駕するものを作り出すお話。 アキハバラだからできるんだ、っていう雰囲気。 AIとか謎だけど、なかなかおもしろかった。 強すぎるアキラといつの間にか肉体派になったボックスに惚れる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
オタクが頑張る話だと思ってたけど違った。普通の青年達が頑張る話だった。読んでいて面白かった。あきらの漫画みたいなキャラと強さも良かったけど、グローブ付ける前からボックスのキャラが何か好き(^o^)火投さんの元彼の奮起にワクワクした。イズム、、結局君らは人の心がわかるのわからないのどっちなの?(多分わかるけど、相手を大事にする所が動くの遅いだけなのかも)
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秋葉原のオタク達が会社を興し、画期的なサーチエンジンを開発した所に、業界大手のSBみたいな人が買収を仕掛ける。正攻法でいかないとなると、裏で動きサーチエンジンを盗み出し、何食わぬ顔で来年度に発表するという。そこで アキハバラ@DEEPのネット仲間を通し戦争を仕掛ける。 なかなか...
秋葉原のオタク達が会社を興し、画期的なサーチエンジンを開発した所に、業界大手のSBみたいな人が買収を仕掛ける。正攻法でいかないとなると、裏で動きサーチエンジンを盗み出し、何食わぬ顔で来年度に発表するという。そこで アキハバラ@DEEPのネット仲間を通し戦争を仕掛ける。 なかなか面白い作品である。
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内容紹介 社会からドロップアウトしたオタク青年5人が、秋葉原に結集。画期的な検索エンジンを開発し、まったく新しいビジネスモデルを立ち上げる。しかし、彼らのアイデアを略取しようと、不穏な集団が動き出す。オタクとIT界の帝王が繰り広げる熾烈な知能バトル。漫画、テレビドラマ、映画化と話...
内容紹介 社会からドロップアウトしたオタク青年5人が、秋葉原に結集。画期的な検索エンジンを開発し、まったく新しいビジネスモデルを立ち上げる。しかし、彼らのアイデアを略取しようと、不穏な集団が動き出す。オタクとIT界の帝王が繰り広げる熾烈な知能バトル。漫画、テレビドラマ、映画化と話題を読んだ、石田衣良の代表作を新装版でお届け! --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。 出版社からのコメント おたく集団が創出した画期的なAI型サーチエンジン。巨額ビジネスをもくろむIT界の帝王が忍び寄る。熾烈な知能バトル開戦!
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現在変わりつつある東京の電気街といえば、秋葉原だろう。 昔はジャンク品の商店とそこから発展した家電量販店が中心の電気街であったが、近年はCDを扱う専門店やゲームショップが進出してきた。 今は、都市開発計画のもと、大手の電気量販店も立ち並び、買い物に行きやすい街になっている。 こ...
現在変わりつつある東京の電気街といえば、秋葉原だろう。 昔はジャンク品の商店とそこから発展した家電量販店が中心の電気街であったが、近年はCDを扱う専門店やゲームショップが進出してきた。 今は、都市開発計画のもと、大手の電気量販店も立ち並び、買い物に行きやすい街になっている。 これは、2002年~2004年にかけて作者が書いた弱小ベンチャー企業の物語である。秋葉原に共同で事業を始めようとしている若者たちがいた。吃音者のページ、不潔症・女性恐怖症のボックス、瞬間的にフリーズする持病をもつタイコ。 彼らは病気のようなその特異性から、普通の社会人としては生活しにくく、ネットの悩み相談で知り合った仲間たちである。ネット関係にはそれぞれ秀でた才能をもっていたので、共同事業を計画していた。 後に、美貌の戦士アキラと色素欠乏症の天才プログラマーのイズム、それに法律学部出身の元ひきこもりのダルマを加えて、「アキハバラ@DEEP」という企業をうちたてた。 企業の商品は、アキラをモデルとした主人公のサイト運営だが、それに加えて、新しい検索エンジン「クルーク」を開発して、無料提供を試みた。出来のいい「クルーク」にネット業界の帝王中込社長が目をつけ、買収にかかった。「アキハバラ@DEEP」全員の反対にあうと、事務所&全家宅一斉盗難という強硬手段にでて、「クルーク」を持ち去ってしまう。「アキハバラ@DEEP」は意を決し、「クルーク」を奪い返すために立ち上がった・・・。 グーグルやヤフーといった検索エンジンにつぐ、 第3の検索エンジンの発明を中心に 社会の落ちこぼれで秋葉原のネットオタクとして生きるだけだった 弱い下層庶民の若者たちが、生きる夢を持ち、 巨大な会社組織と戦うまでに成長するさまが、テンポよく描かれていた。 ネット業界のベンチャー企業の弱みなどがよくわかる作品だ。 秋葉原という電気街を舞台にして オタクさんが活躍するのも、ありそうなことで面白く読めた。 自分たちの会社をもつことで、自分たちも人として自立していく・・・。 うらやましいような若者たちの情熱だった。
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散りばめられているネットやIT関連のトピックが(今読むと)中途半端に古く感じられるところが残念。いい意味でのレトロ感というところまでいけてないし...。そういうことに多少距離をおいている人の方が普通に楽しめるかも。
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この人の小説って、なんだか部屋に閉じこもる人が出る→みんなで部屋の外から説得?いや雑談をする→反応はないなりに前進→解決!(涙)っていう展開多いな・・・ 実体験なのかな。
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