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BRAIN VALLEY(上) の商品レビュー

3.2

28件のお客様レビュー

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「脳の仕組み」という…

「脳の仕組み」という科学の棚にある本は読みたくない、でも脳に興味ある、それとか古いけど「マトリックス(キアヌの映画ね)の発想は面白かったという人に。スリリングにストーリーを読んでるうちに、脳みその勉強もできます。仮定をほめているのであって結末をほめてないから、念のため。

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とてもスケールの大き…

とてもスケールの大きい話で、脳とそれに関する科学用語、説明がとても多かったです。その分すらすら読めないんですけど、理解出来たかは別として勉強になりました。神の捉え方も興味深かったし、少し考えさせられる事もあったのは確かなんですが、私は上巻で挫折してしまいそうです・・・(苦笑)。パ...

とてもスケールの大きい話で、脳とそれに関する科学用語、説明がとても多かったです。その分すらすら読めないんですけど、理解出来たかは別として勉強になりました。神の捉え方も興味深かったし、少し考えさせられる事もあったのは確かなんですが、私は上巻で挫折してしまいそうです・・・(苦笑)。パラサイト・イブの方が読みやすくて好きです。

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風呂敷の大きさはおそ…

風呂敷の大きさはおそろしくでかい。といゆーか、ネタ大杉。宇宙人に生体実験に遺伝子。これがSF大賞とはびっくり。それなりに楽しめる自分がいや。

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脳科学の説明に関する…

脳科学の説明に関する記述が多く、読んでてもなかなか頭に入ってこない。物語として読むには冗長すぎた。

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脳に焦点を当て、風呂…

脳に焦点を当て、風呂敷を大きく広げたSF。ちょっとやり過ぎ。

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2023/10/15

多分面白いんです(^_^;)頑張って下巻に突入します。 この作家さん、悪く言えばくどい! 前回読んだパラサイトイブもそうでしたが、凄く面白い話しなのに、細かく描き過ぎで読むのに忍耐力が要ります。例えば研究施設の建物の描写が必要以上に細かくてダレてしまったり、生化学の説明(主人公の...

多分面白いんです(^_^;)頑張って下巻に突入します。 この作家さん、悪く言えばくどい! 前回読んだパラサイトイブもそうでしたが、凄く面白い話しなのに、細かく描き過ぎで読むのに忍耐力が要ります。例えば研究施設の建物の描写が必要以上に細かくてダレてしまったり、生化学の説明(主人公のセリフ)が論文を読んでいるように専門的過ぎて、ただただ長くて結局理解出来なかったりします。上巻では200ベージを越える中盤辺りで漸く本題に少し入る感じです。漸くストーリーが展開しだしたと思ったら、また主人公の学会発表(笑)が始まってしまいます。 このストーリーを知念実希人が描いたらベストセラーになっただろうなぁ、、と作者に大変失礼な事を言いながら、下巻に入ります。 面白いんです!この小説。でも読むのが、、、(^_^;)

Posted byブクログ

2021/03/14

過去に読んだけど内容を記憶していないモノを読んでみようシリーズ 脳生理学者である孝岡は、突然「ブレインテック」という研究所に引き抜かれる。 そこは、船笠村という辺鄙な土地に作られた、脳科学研究の最新鋭設備がそろった場所であった。 ある日、船笠村の“鏡子”という女性に触れられると...

過去に読んだけど内容を記憶していないモノを読んでみようシリーズ 脳生理学者である孝岡は、突然「ブレインテック」という研究所に引き抜かれる。 そこは、船笠村という辺鄙な土地に作られた、脳科学研究の最新鋭設備がそろった場所であった。 ある日、船笠村の“鏡子”という女性に触れられると、 彼は恐ろしい体験をするようになる。その内容は、UFOに連れて行かれて宇宙人に身体を検査されるという にわかに信じられないようなものであった。 その事を同僚のメアリーに相談すると、メアリーはその理由を語りだす。。。 何というか、まずは上巻での専門用語の連発でちょっと参ってしまう。 解説によると、それでも“必要最低限”な“小説を楽しむ為の知識”らしい。 …そうなると、この小説は万人に勧める事が出来なくなるのではないだろうか。 また、下巻での宗教めいた内容。神とは何ぞやという問い掛けと回答。 その辺りも正直参る。言い回しもちょっとクドイ。 要するに 「臨死体験もUFOに連れ去られる体験も“神”という存在も、全て脳が作り出す電気信号なんだよ」 ってな事なのだが、なんだか盛り沢山過ぎてお腹一杯である。 また、ラスト近くに登場した、全員が目撃している神や奇蹟は結局誰がどのようにして作り出したのか よくわからない。 恐らくは北川(所長)の脳と接続されたOMEGAというサイバースペース内の脳が作ったのだと思うが、 ではどうやって?というのが疑問。 周辺の人々全ての脳に干渉したって事なのだろうか? では火事は? そして更にその後で登場した加賀が、孝岡やメアリーの前で 「自分は神を創り出したのだから、何でも出来る」 的な発言をしているが、それもどのように行っているのだろうか。 やはり、孝岡やメアリーの脳に干渉しているのだろうか。 更に、チンパンジーのハナは結局誰を助けに行ったのか。どうやったのか。 外で起こっている大惨事を収めたという事だろうか? だとすると、鏡子の「わたしは」みたいな発言は何か意味があるのだろうか。 根底に流れる「アイデンティティとは、まず己のリアルを知る事から。」というテーマは わからんでもないが、風呂敷を広げまくった挙句に結論らしい結論が無いような印象を受けた。 …と、批判めいた事ばかりを並べ立てたが 上巻、下巻のクライマックスにおけるスピード感や期待感はすごいものがあったし、 読み終わると何だか達成感みたいなものを得られる。 まあ要するに面白い小説ではある。でも小難しい。

Posted byブクログ

2017/06/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アブダクションと臨死体験の原因、ハナの脳の動きの測定方法などは、読み返してもやはり難しくてよくわからなかった。雰囲気だけつかんでおけばよいか。 アブダクションを科学的に説明したと思ったら、まさかの形態形成場仮説で、やはりSFだったかという。しかし、形態形成場仮説は、内容としてはオカルトとしか思えず、グリセリンの都市伝説も眉唾らしいのだが、シンクロ二シティという現象が想像できないかといえば、ありうるような気もしてしまうので、なんとも面白い仮説だと思う。

Posted byブクログ

2016/09/02

 小説ではなく学術書を読んでいるような気分になる難しさ。  この作品の難しいところは作者が科学者だということもあるだろうが、内容を深く理解するには脳科学に関するある程度の知識をもっていなければならないことだ。作者はそこをカバーするために大量のページを割いて説明を入れてくれているも...

 小説ではなく学術書を読んでいるような気分になる難しさ。  この作品の難しいところは作者が科学者だということもあるだろうが、内容を深く理解するには脳科学に関するある程度の知識をもっていなければならないことだ。作者はそこをカバーするために大量のページを割いて説明を入れてくれているものの、本の半分ほどが説明シーンになっているので小説の本質からは少々外れているのかもしれない。  何はともあれ大体の説明はこの上巻だけで済んでいる筈なので下巻はもう少し読みやすくなっていることを期待したい。

Posted byブクログ

2016/04/12

脳内の秘密にも迫りつつ、エンターテインメントとしても非常によく出来た作者渾身の一冊 臨死体験をした人たちが、天国であったりアブダクションにあったりする理由が、論理的かつ精緻に描かれているのが印象的。

Posted byブクログ