Project SEVEN の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2005年9月に出版されていて、今から20年も前のお話。この時代にはなかったであろうものが描かれている。ノートパソコン、タブレット、バーチャル世界、スマートウォッチなど。先を見据えているのがすごい。 高校生の奈々。「SEVEN」の名前でネット上を歩くハッカー。会社員で凄腕プログラマの譲は、「JOH」の名前でネット上にいる。 奈々と譲は、世界で有名なハッカーで行方不明になっていたデヴィンに誘拐され、世界中にばらまくウイルスの作成に加担することを余儀なくされる。 サーバーや通信の様子などは、専門家でないと想像かしにくいかもしれない。でも、こうしたITに関することを小説にしているのがなかなかないことだと思う。 奈々の奔放さが私は苦手だけれど、こういう感覚が好きな男性は多いのかもしれない。奈々の譲に対する恋心は可愛らしかった。
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七瀬晶さんの本は二冊目だが、好みの分野ということもあって楽しんで読めた。ネット上でのハッキング、クラッキング、仮想化技術など盛り沢山だったが、人間関係やスキルが軸になってるので比較的読みやすいかな。
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