死者は空中を歩く の商品レビュー

赤川次郎(著者)

信じているのは金の力…

[文庫ＯＦＦ]

信じているのは金の力だけ、という大富豪が、4人の犯罪者たちを招いて「私を殺して欲しい」と依頼するという変わったストーリー!読み応えアリの一冊です。

「私を殺してほしい。…

[文庫ＯＦＦ]

「私を殺してほしい。」大富豪からそう依頼された4人の男たち。推理小説

大富豪の晩餐会に招待…

[文庫ＯＦＦ]

大富豪の晩餐会に招待された４人の男。大富豪の口から仰天の言葉が…。「私を殺してください」。不可能な状況下での殺人、奇怪な事件。長篇ミステリー小説。

長編本格推理小説。か…

[文庫ＯＦＦ]

長編本格推理小説。かなりよみごたえあります。赤川作品初めての人にもいいと思います。

2011/08/10

犯罪者が４人でてきて、どうなっているのか興味深く読み進みました。

誰が、いったい殺人をし、誰が殺されるのか、最後の最後までわかりませんでした。

父親と娘の間の隙間は、なかなか埋まりません。
娘の結婚相手も、どうも素性がわからないままです。
お手伝いさんの素性もわかりません。

わからないづくしで、人が死んでいくようです。

徳間文庫には，著者の後書きがありました。

「犯人，トリックが分かっていて，なおかつ一気に読まされてしまうような作品こそ本当の傑作だといえるだろう」
トの事。
「かく言う僕も「あとがき」先読み主義者（？）なので，先に種明かしをされて頭に来る気持ちは大変よくわかるのだが，ちょっとひねくれた見方をすれば」
という文章が前にくっついている。

赤川次郎作品は，あとがきや解説は後回しに読んでいるし，あまり種明かしは無い。

本書では，途中ででてきた主人公の夫の親の登場で，一気に犯人はと思ったのだが，
だいどんでんがえしにあった気がする。

推理小説としては一級品だと思う。
最後に子供でもうまれてくれれば，幸せ終わり（happy end)だったのだが。

2009/10/07

「私を殺していただきたいのです」―大富豪・千住忠高の晩餐に招待された四人の男は、千住のとんでもない頼みに呆然とした。千住の屋敷・万華荘を舞台に繰り広げられる不可解な事件、そして殺人。千住の娘・美也子は、不可能状況での殺人の謎を解き明かそうとするが―?