35歳からの女道 の商品レビュー

横森理香(著者)

30代は「これを体験…

[文庫ＯＦＦ]

30代は「これを体験しておきなさい」という40代女性からの応援歌みたいなものですが、「横森さんは、そう考えたのね」という風に捉えるのがよいと思います。私の周りには、横森さんの周りの方たちのように、「30代で焦っていた」という女性があまりいなかったので、共感しづらい文章が多かったです。「参考にしてみます」という感じ。

これから３５歳だけで…

[文庫ＯＦＦ]

これから３５歳だけではなく、１０代の私にも女道を説いてくれます

2014/09/08

❤︎どんだけ欲しいものを全て手に入れた人でも、もっともっとと望み続けている限り、そして、常に他人との比較で自分の幸せを計っている限り、幸せにはなりづらい。
❤︎本当に人の幸せとはなんぞや、と考えた場合それは、全身的に健康で、ご機嫌麗しく、経済的にも余裕があって、日々を楽しく暮らすことができているかどうか。
❤︎四十路にいいお顔になるかならないかは、30代までにやりたいことをやり尽くして満足しているか否か、にかかっている。
❤︎自分にとって大切なものが見えてくると、いたってシンプルになる。
❤︎なんでもやれるうちにやっとくと、できなくなってから後悔することもないし、今まさにそれを謳歌している若い人たちを嫉妬することもない。
❤︎何事に対してもジャッジしない。

齢35まであと数年、と思ってても、あっという間なんだろうなー。
共感できるフレーズがたくさんあって、私には合ってたかも。

2009/10/04

2007.3/8
　35歳にはほど遠いけど読んでみた。女の生き方。35歳から考えを変えて生きること。たぶん「足ることを知る」「生活を楽しむ」ことが大事なのだろうな。

2009/10/04

まず、タイトルからして気になるではないか・・。あと横森理香の本は何かちょっとしっくりしないものを感じながらも、読んでしまう。
「地味メシダイエット」とか。

さてこの本も、相変わらず横森節というか、なんだかねぇ、あなたにそんなこと言われる筋合いはないわ、と思ってしまう部分もあったけど、基本的には妙に納得してしまった。

女は３５歳を境に、キタナくなる・・とか。
また自分を認めてもらいたくて、えらいと思われたくなる・・とか。まさに、あんたに言われたくないわって部分なのだけど、筆者もそれを乗り越えて４０すぎてるわけだし、確かにわかる部分もあったりするのだ。

３０代前半までは、まだ若い頃の名残りがあるから、自分も若いって勘違いしちゃう。でも３５を機にガタっと変わっていくというのも大げさな気はするが、いえてる部分もあるのかも。

また、いい人がいないと嘆く独身女子に対するコメントも確かにうなずける。かっこよくてやさしくてお金も持っていて頼りがいもあって話も面白い・・そんな王子様はいない。

最近はやっている「負け犬」についても、結婚した
からと言って、勝ち犬？だとは思わないし、子供がいてさらに仕事も続けていたりなんかしたら、どれぐらい大変か、についても書いてある。
だからそれは単なる「選択」であって、一人の方が楽と思える人なら、それはそれでそういう人生も「あり」でしょうというくだりがある。

私もその通りと思う。結婚したからと言って、すべてがばら色になるとも限らないし、かえって大変なことも抱えることになる。ひとりでも大変なこともあるけど、楽しい事だってあるし（どうも、年取って一人だと楽しいことなんてない、と思う既婚者も多いようだが）どっちを取るかは個人の選択。

そういう部分は共感したなぁ。
でも４０になったら、４０になったらって連呼されてる部分は、ちょっとしつこいなぁと言う気もする。ま、それも４０になってから読めば共感するのかしら。