エンジニアが30歳までに身につけておくべきこと の商品レビュー
一言紹介 タイトル通り、大学生や新入社員など若手技術者に向けた仕事への考え方を伝えてくれる本 ------------------------------------------------ 自分総括 30歳を超えて改めて読んだら、まだまだできてないなーと認識し直せた。 特...
一言紹介 タイトル通り、大学生や新入社員など若手技術者に向けた仕事への考え方を伝えてくれる本 ------------------------------------------------ 自分総括 30歳を超えて改めて読んだら、まだまだできてないなーと認識し直せた。 特に心をえぐられたのは、大企業病のこと。 特段、大きな会社ではないが、仕事の仕方はまさしくそうなっていたので気持ちを引き締めなければと思った。 少し昭和の考えが強く感じる部分もあるが、今の上司の考え方はまさしくこの本の内容に近いし、参考になる部分も多い。 なので、若い人には仕事の考え方の一つとして、非常に参考になると思う。
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エンジニアが身に着けるべき、スキルや考え方を詳細に解説。プレゼンテーションの技術や特許の知識も記載。 著書は元メーカーの研究所勤務。 研究者時代の経験がネタ元のためか、見方が偏っている部分もある。この本だけでなく、他の著書が書いてある同種の本を平行で読むべき。 ただし、内容は充...
エンジニアが身に着けるべき、スキルや考え方を詳細に解説。プレゼンテーションの技術や特許の知識も記載。 著書は元メーカーの研究所勤務。 研究者時代の経験がネタ元のためか、見方が偏っている部分もある。この本だけでなく、他の著書が書いてある同種の本を平行で読むべき。 ただし、内容は充実しておりエンジニアが身につけるべき基本的な内容、考え方が豊富に記載されている。エンジニアを目指す人、若いエンジニアにお勧め。
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著者の私見が多かった 著者の経験を元に、エンジニアが身につけたほうがよい知識・技能について書いてある。 しかし、ほとんどは経験を元に書かれており、一般的なことが多く、客観性にも欠けている。立場・時代が変われば状況も変わる。 あまり参考にならなかった。
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偏差値で割り振られてきただけ 理想と現実を埋めたい 「コンピテンシー」→「能力」「適性」の意》成果を上げる行動特性。 ジョハリの窓 未知の領域 潜在能力が顕在化 コンピテンシー=業務遂行能力 特許 ベータ 発展途上国 慶応大学
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
既にエンジニアを志していた大学時代に読んだ本です。 一種のハウツー本だと思いますので、個人的にためになったと思う事を数点抜粋します。 ・君一人の給料で、中国人を何人も雇える(≒君はそれだけの価値を生み出せる人間にならなければならない) ・一流エンジニアには「セレンディピティー」が必要 ・研究者は最高データを、エンジニアは最悪データを重視する ・「人間社会を良くすること」を念頭においた開発 ・問題は自分で発見したり、作り出したりするものである ・「思いつき」ではなく「工夫」まで育て上げる ・三手先を読む ・直接会って依頼することは、時に仕事をスムーズにさせる ・「ダメな理由」をいちいち説明することがエンジニアの仕事ではない ・相手が聞きたい事をプレゼンする
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エンジニアとしての心構えを説いた本。今年30歳になる私にとっては当たり前のことしか記述されていなく、 得るところがなかったので星2つにした。 しかし、IBMスパイ事件やキルビー特許のことなどは知らなかったので、その箇所については、面白く読むことができた。
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エンジニアはよく不遇な扱いを受けていると思われがちです。薄給、多忙、出世出来ない。 しかし、「お客様に満足して頂く製品を自ら作る」という、他の仕事では得られない魅力がある職業。 先の文理格差の問題は改善しつつあり、逆にエンジニアの論理的思考やプロジェクトのマネジメント能力が見直...
エンジニアはよく不遇な扱いを受けていると思われがちです。薄給、多忙、出世出来ない。 しかし、「お客様に満足して頂く製品を自ら作る」という、他の仕事では得られない魅力がある職業。 先の文理格差の問題は改善しつつあり、逆にエンジニアの論理的思考やプロジェクトのマネジメント能力が見直されている。 あとは国際競争の視点。日本は安く大量生産で外貨を稼いできたが、今は賃金が高くなり、日本人一人雇うお金で中国人やインドの方を何人も雇えてしまう。 ここめ、日本は労働集約型から技術集約型の製品にチカラをいれていかなければならない。頭が痛い話。 本全体としては、かなりエンジニアに有利な話だったり、話題が細切れだったりしてあまり残らないが、エンジニアを志す就活生が読むにはいいかも。 特に最後の知的財産権の説明が詳しくて真理をついていて、製造業での特許の仕組みを知りたい人にもオススメですかね。
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エンジニアだけでなく、就職活動をしている大学生にもオススメの一冊。エンジニアとしてどうあるべきか、どうすべきかを丁寧に解説してくれている。研究者との違い、エンジニアのコミュニケーションの仕方、特許の取得について等、筆者の経験を踏まえて具体的に記されているので、エンジニアの仕事がど...
エンジニアだけでなく、就職活動をしている大学生にもオススメの一冊。エンジニアとしてどうあるべきか、どうすべきかを丁寧に解説してくれている。研究者との違い、エンジニアのコミュニケーションの仕方、特許の取得について等、筆者の経験を踏まえて具体的に記されているので、エンジニアの仕事がどういうものかイメージしやすい。
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『第1章 技術者魂こそ,エンジニアの証』 ・エンジニアの仕事には,「ここまでやれば終わり」というものはない.「ここ以上は必ずやって,後はできたところまで」 ・若者へのアドバイス.①二番はビリと同じ.「一番」を目指せ.技術でも,優秀な社員一人を留学させる制度にしてもそう.②多様な価...
『第1章 技術者魂こそ,エンジニアの証』 ・エンジニアの仕事には,「ここまでやれば終わり」というものはない.「ここ以上は必ずやって,後はできたところまで」 ・若者へのアドバイス.①二番はビリと同じ.「一番」を目指せ.技術でも,優秀な社員一人を留学させる制度にしてもそう.②多様な価値観を持て.社長に必ずならなければならないのではなく,色々な一番がある.「この仕事なら,あの人に聞け」と言われる存在になってほしい.③知恵を磨け.決断には,知識よりも知恵のほうが必要だ.そして,知恵を磨く方法は自分の頭で考えることである. ・研究者は最高データを自慢し,エンジニアは最悪データを尊重する. ・よい技術とは,世の中をよくする技術.(「世界初」「世界最高」などではない.) 『第3章 一流エンジニアの仕事の進め方』 ・まず,「資料の電気抵抗をこの装置で測れ」という作業を与えられる.次に,「製品の電気抵抗を10±1Ωに制御せよ」と問題解決型の仕事が増えてくる.このとき重要なのは,①使える道具がどれだけあるか.②その道具の使い方をどれだけ発想できるか. ・問題解決型の仕事に取り組むには集中的思考が重要だが,問題発見型の仕事には拡散的思考が必要になる.「他社に奪われたシェアを取り返す」には,まず拡散的思考を使う.そして,実際に具体的問題を説く段階になると集中的思考が必要になる. ・目標・目的がしっかりしていない仕事は(何事も)うまくいかない.なぜなら,目標によってアプローチが異なるからだ.次に,計画を立てる.意気込みだけでは仕事はできない. ・二の手,三の手を考えておく.「期日までにできませんでした!」ではお終い.リスクヘッジを常に. 『第4章 味方を増やすコミュニケーション術』 ・仕事を進めて行く上では,頼み・頼まれる関係をどれだけ多く作れるかが重要になる.顔を覚えてもらい足を使わねば,仕事は進まない. ・質問ではなく,提案をせよ.相談の目的は,援助をしてもらうことにある.質問ではなく,「私はこうしたらいいと思うのですが,ご意見をお聞かせください」と主体性を持って相談するのがコツだ. ・査定は,①業績,②ポテンシャル,③会社への協力度で決まる.査定がよく,後継者と目されるエリート社員には,業績を上げやすい問題が与えられることが多い.
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