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BC!な話 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2014/04/30

動物行動学の専門家の切り口でいくと、人間の遺伝子の陰謀が見えてくる!?なんとなく、性の話は表立って話にくい気がするけれど、さまざまな科学的根拠と、数字の向こうに、見えてくる遺伝子を残すための人間の体のしくみの話、仮説は、とても愉快。読んだのはかなり前だけれど、また読み直したくなっ...

動物行動学の専門家の切り口でいくと、人間の遺伝子の陰謀が見えてくる!?なんとなく、性の話は表立って話にくい気がするけれど、さまざまな科学的根拠と、数字の向こうに、見えてくる遺伝子を残すための人間の体のしくみの話、仮説は、とても愉快。読んだのはかなり前だけれど、また読み直したくなった。

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2013/08/21

(2001.10.02読了)(拝借) あなたの知らない精子競争 (「BOOK」データベースより)amazon 浮気も売春もすべて遺伝子を後世に残すために必要な、BC(生物学的に正しい)な行為である。それらはすべて、自分のコピーを残そうとする遺伝子のなす業、熾烈な精子競争に勝ち残ろ...

(2001.10.02読了)(拝借) あなたの知らない精子競争 (「BOOK」データベースより)amazon 浮気も売春もすべて遺伝子を後世に残すために必要な、BC(生物学的に正しい)な行為である。それらはすべて、自分のコピーを残そうとする遺伝子のなす業、熾烈な精子競争に勝ち残ろうとする精子の陰謀だ。ではさて、精液中の精子の数はいつも同じなのか?また膣内に吸引される数は?数が時により変化するとすればその要因とは―ますます快調な竹内理論。爽快な科学エッセイ。

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2013/02/03

「BC!な話」4 著者 竹内久美子 出版 新潮社 p21より引用 “こうした卵をめぐる複数のオス(男)の精子どうしの争いは、 精子競争(スパーム・コンペティション)と呼ばれている。”  動物行動学者である著者による、生物の繁殖・生殖に関する話 をまとめた一冊。  魚の繁殖戦...

「BC!な話」4 著者 竹内久美子 出版 新潮社 p21より引用 “こうした卵をめぐる複数のオス(男)の精子どうしの争いは、 精子競争(スパーム・コンペティション)と呼ばれている。”  動物行動学者である著者による、生物の繁殖・生殖に関する話 をまとめた一冊。  魚の繁殖戦略から同性愛の謎についてまで、有名な学者の学説 と著者独自の理論が記されています。  上記の引用は、精子競争について説明した一文。 生物というのは、生物として生まれる前の段階から競争しなけれ ばならないものなのかも知れません。有性生殖する生き物は、こ の世に生きていることが奇跡だといわれるのは、このへんから来 ているのではないでしょうか。  著者独自の理論は大変エキサイティングで面白く、しかし、信 じ切ってしまうには難しい話です。けれども、本当かどうかはま だまだ誰にも分からなさそうなので、読み物として楽しめればい いのではないでしょうか。 ーーーーー

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2012/11/05

生物学的見地から、性に関する様々な現象、事象の説明を試みる。多くの研究を引用しておりその点もおもしろい。興味を持てばさらに先に進める。この人の本は、いつもおもしろい。 近作とあって、「ワニ~」より文章も読ませる。作家としてもかなりレベルがあがった。

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2010/04/05

購入済み 内容(「BOOK」データベースより) 浮気も売春もすべて遺伝子を後世に残すために必要な、BC(生物学的に正しい)な行為である。それらはすべて、自分のコピーを残そうとする遺伝子のなす業、熾烈な精子競争に勝ち残ろうとする精子の陰謀だ。ではさて、精液中の精子の数はいつも同じ...

購入済み 内容(「BOOK」データベースより) 浮気も売春もすべて遺伝子を後世に残すために必要な、BC(生物学的に正しい)な行為である。それらはすべて、自分のコピーを残そうとする遺伝子のなす業、熾烈な精子競争に勝ち残ろうとする精子の陰謀だ。ではさて、精液中の精子の数はいつも同じなのか?また膣内に吸引される数は?数が時により変化するとすればその要因とは―ますます快調な竹内理論。爽快な科学エッセイ。

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2009/10/04

竹内久美子ワールド。真骨頂の本。まあよくこんなことを真剣に調べるなあ、調べて論文にしている学者がいるなあと、世の中の懐の広さに感心しきり。しかし内容はすごい。読むこと読むこと新鮮。こんな本、読んだことない。男、女。オス、メス。万歳!

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