就職試験に落ちたくても落ちられない話 の商品レビュー

宇田成徳(著者)

2012/05/28

素直になる、地のままでいく、ただひたすらに生きる。他人だから意見は違って当たり前、徹底的に議論をすればいい、決まったらそれを全面的に応援する。就職に役立つのはもちろん、就職後にこそ実行して意味がありそうな本の内容。華麗さはないが雑草のような力強さを感じられる。

宇田先生の就職試験にパスする5か条。
①健康に気を付ける
②後輩の指導ができる
③心身ともに豊かである
④誰とでも仲良くできる
⑤仕事は天命、三人前は働く。

2009/10/07

一番感動したのは、次の言葉。

“人は人がしてほしいことをしたら喜ぶ。
してほしくないことをしたら怒る。”

なぜ自分は面接で落ちるのか。
なぜお客様はクレームを言うのか。
なぜあの人はいつも人に好かれるのか。

全ての原因はこれだけ。

＊＊＊

もう一つ良かったのが次の言葉。

“「親孝行」を心掛け、「感謝の気持ち」「素直な気持ち」を持ち、行動する。
これは決して自己満足などでなく、本当に気持ちいいものですね。
感謝の気持ちで接すれば、相手も感謝してくれるし、感謝の気持ちで接してくれる。
お互い気持ち良くいい関係が生まれる。
「感謝のサイクル」です。”

＊＊＊

タイトル自体は就職活動用にみえますが、
普遍的なことが書かれているので、
意識して実行すれば、
どこでも素敵な人になれるでしょー