彼の背に甘い爪痕を残し の商品レビュー
ある事件で筆を絶った…
ある事件で筆を絶った小説家・音弥は出版翻訳代理店でバイトをを始めた。やさしく、意外と不器用なバイト先の上司・俊介に音弥はだんだん惹かれてゆくが。とてもピュアで切ない話でした。読後は心が温かくなります。
文庫OFF
小説家だった時に不幸な出来事があって筆を折って生活していた受けが翻訳本代理店でそれを克服し、成長していくお話。 翻訳を通して文字を綴る楽しさを思い出し、さらにその会社の上司の過去に触れてお互いに惹かれていく。 あらすじでは、お互いの過去の傷が惹かれ合う、、と言ってるけど、そこま...
小説家だった時に不幸な出来事があって筆を折って生活していた受けが翻訳本代理店でそれを克服し、成長していくお話。 翻訳を通して文字を綴る楽しさを思い出し、さらにその会社の上司の過去に触れてお互いに惹かれていく。 あらすじでは、お互いの過去の傷が惹かれ合う、、と言ってるけど、そこまで過去の傷を舐め合うような感じではなく、お話のスパイス的な感じ。 お話の持って行き方が秀逸で。お仕事小説としても翻訳本の代理店の内容が詳しく綴られていて分かりやすい。 この先生の作品はちゃんとセオリー通りに動いて要所要所でしっかり押さえているので面白いんですよね。 挿絵はひたき先生。ひたき先生、こんなに以前から描いていらしたのね。こちらもとても上手で安心して見れました。
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出版翻訳代理店を舞台にしたお話。面白い職種だったので勉強させてもらいました。 小説家って繊細な人多いのかしら。
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音弥が思っていたよりしっかりと意思の主張をできる子だったのが印象的でした。トラウマがあって傷ついてはいるけれど、自分の行動に関してはきちんと自分で決めているところをみると、案外頑固なのかな?(苦笑)峻介もできるビジネスマンに見えて不器用で純なところもあるしね(仕事のできる人ではあ...
音弥が思っていたよりしっかりと意思の主張をできる子だったのが印象的でした。トラウマがあって傷ついてはいるけれど、自分の行動に関してはきちんと自分で決めているところをみると、案外頑固なのかな?(苦笑)峻介もできるビジネスマンに見えて不器用で純なところもあるしね(仕事のできる人ではあるのですが)意外な部分の多いキャラクター設定だったなという印象です。
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英峻介(31)×仲江音弥(24)。出版翻訳代理店でバイトすることになった音弥はかつて小説家だった。ある事件をきっかけに小説から遠ざかっていた。カバー絵を見て極道モノと勘違いしていましたが、翻訳代理店というのが興味深く、お勉強させていただきました。なぜ背中に刺青なのか、ソレは読んで...
英峻介(31)×仲江音弥(24)。出版翻訳代理店でバイトすることになった音弥はかつて小説家だった。ある事件をきっかけに小説から遠ざかっていた。カバー絵を見て極道モノと勘違いしていましたが、翻訳代理店というのが興味深く、お勉強させていただきました。なぜ背中に刺青なのか、ソレは読んでのお楽しみ。
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